暑さが和らいできたら
写真展見て、喫茶店行って、夕方に写真撮って
みたいな時間過ごしたい
インプットの仕方って
画面から得られるものと紙媒体から得られるものどちらもいいけど違いがあると思ってる
展示に至るまでの印刷や展示方法の模索
そういう撮影者の意思が介在した何かに宿るものは画面ではどうしても薄い気がする
写真展、やりたいかどうかは別として
見るのは好き
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さて今日の話題「美学」
これは撮影時もそうだけどいざアウトプットする時に
どこをどうこだわるか、というお話
美学とは一般的には学問であり、哲学らしい
"美しさに関する独特な考え方や趣味”
とも書いてあった(wiki調べ)
何を見せたいのか
何に魅力を感じたのか
何を美学としてるのか
それは人それぞれ
そして見る側次第
だからこそ写真に対しての"こだわり”は大事にしたいと思う
この写真はノートリミング
写真左下隅の建物の切れ目とその角を合わせる
すると無機質な写真に規律が生まれて油断のない写真になる
決して解像感も高くなければ収差の影響でハイライトは少し滲んでいるので、画として硬くはないのだけどどこか硬さのようなものを感じる
XF23mm F2 R WRだからこそ撮れた不思議なバランスで成り立っている写真だと思う
写真展を頻繁にやる方の印刷を仕事上で手伝うことがあるのだけど、その方は特にこの線の出所を意識する
規律ある写真にしたがるそのこだわりを自分はかっこいいと思ってるし、魅力を感じているので手伝う時もその指示に対して特に気をつけるようにしてる
優劣をつけるつもりはないけど
しっかりと考えて撮った写真はやはり意味が伝わるしそういう写真は見ていて面白い
その人の考えや思い、見てきたもの、知識と経験が見える写真はまるでその人の歴史の一部のようだなと思う(大袈裟か)
美学とは、美しさを追求する中で得られた知識や経験、それを大事にしようとする気持ちが育まれたその人自身のセンス
今回この記事を書いてそう思った