koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

2月総括

koyuki.です。

 

今日は2月の総括記事です。

2月、色々ありましたがとりあえず前に進んでるので全部OKです!

あっという間の2月でした。
本当に1日多かったんかな…?

多くの方と出会い、多くの方と別れた2月でした。

 

 

そんな2月のトピックと言えばやはり退職

約8年勤めた職場だったので周囲からのリアクションもそれなりにありました。

実際に職場に来てくださった方々からは激励の言葉も頂けてありがたかったです。

自身を振り返ってみると18歳からバイト〜正社員という形でいろんな会社でほぼ休みなく働いてきて、仕事をしない期間がなかったのですが今9連休中です。

じわじわと仕事をしない違和感がわいてきてなんやかんやで社畜なんだと感じました笑

 

次の仕事は3/1からです。

全く違う業種なので適応するまで大変だとは思いますが、まぁ自分のことなのですぐ慣れるでしょう。

 

そしてCP+、今回は一般枠での参加でした。

 

友人のでこのすけを含めた4人で回りましたが、自分はほぼお世話になった方々への挨拶の為に行ったようなものです。

上野さんとGFXの話が出来たのが特に嬉しかったです(GFX100IIぶら下げて行ってよかった)

 

その後は面接と、これまたお世話になった方々への挨拶…。

 

これから自分が仕事にしようとしている様々なコンテンツのことを考えたり、生活のことなどなど…

色々と考えねばならぬことだらけです。

ですが、あのまま留まっていてもおそらく先細りだったでしょうし良いキッカケだったと思います。

 

目標が定まった以上、今は前に進むべき時。

体と心の健康に配慮しながら自分自身としっかり向き合って行きます

 

では最後に2月に撮影した写真を載せて終わります。

 

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アスペクト比見ると分かるけどX100Sで撮った写真ばかりだからやっぱ機動力って重要かも。

 

最後まで読んでくださった方々ありがとうございました。

次の記事でまたお会いしましょう。

【今更】X100Sの話

koyuki.です。

多忙すぎて久々の更新が2月初めての記事になってしまった…。

 

X100Ⅵが発表になった矢先…

今更ながらX100Sを手に入れたお話です。

 

 

X100Sは、Finepix X100の後継モデルとして発売されたレンズ一体型デジタルカメラです。

35mm換算35mmの単焦点レンズを搭載しており、開放F値はF2。

カラーはシルバーを先に発売し、限定モデルとしてブラックを発売しています。

ブラックカラーは国内1,000台限定で2014年2月22日に発売されたのでちょうど10年前のカメラということになります。

 

そのブラックを手に入れました。

X100シリーズも今では当たり前のブラックも当時は限定カラー
NikonDfみたいな売り方をしていました。(Dfはゴールドモデルがある)

 

富士フイルムのカメラでシルバーを選んだのはX70だけです。

過去使ってきたカメラ全て含めてもシルバーなのはX70Nikon FM3Aくらい。

 

それくらいブラックカラーにこだわりはあるのでブラックのX100Sはかなり嬉しい…。

 

ちゃんと「S」は赤いです

 

このレンズのロゴ、好きです。

 

「S」の銘板が凛々しい…

 

フォーカス切り替えスイッチの形状も好きです。
Nikon 28Ti35Tiのオマージュでしょうか…?

 

古い機種はマクロに設定しないと最短撮影距離が変わります(フベン…)

 

同梱品の限定サムレスト(もう1段絞れば良かった…)

 

X100Sのスペックはこちらからご確認ください。

www.fujifilm.co.jp

 

この中でも特筆すべき点は

  • フィルムシミュレーションは10種
  • バッテリーがNP-95
  • ワイヤレス通信非対応

この3点が私にとっては特に衝撃だった点です。

 

◾️フィルムシミュレーションは10種

 

クラシッククロームがない……

ということなのでX100SX-T1よりも古い機種ということが分かります。

(クラシッククロームはX-T1グラファイト発売時にファーム更新で搭載された)

 

X100Sに搭載されているフィルムシミュレーションは

PROVIA Velvia ASTIA Pro.neg Hi Pro.neg STD モノクロ(カラー3種) セピア

ということになります。

GFX100IIを使っている身からするとかなり少ない…(半分だもん)

ですがX-T2まではメインで使っていたのはPro.neg STDなのでクラシッククロームに関してはそこまで自分にとっては重要なシミュレーションではないです。

世代で言うとX-Pro1X-E1と同じ扱い方になります。

この融通の効かない感じが懐かしいですね(褒めてる)

 

カスタム登録が3つまでしかできないのが地味に不便でした。

 

◾️バッテリーがNP-95

 

これは由々しき点です。

このバッテリーは当然新品は購入できず…(互換品はある)
純正しか使いたくない派からするとキツい…

一応2個あるので1日ならなんとかなりそうですが、あと何年使えるだろうか…。

古いカメラというのは結局バッテリー問題が付きまとうのである程度新しい機種が扱う上では安心ですね。

X100シリーズはX100TまではNP-95、X100FからはNP-W126Sです。

 

◾️ワイヤレス通信非対応

 

これも地味にしんどい…

とはいえ常にLightning SDカードリーダーを持ち歩いているのでそこまで嫌な点ではないですが、1620万画素なら転送も早くてバッテリー消費も少ないだろうからできればワイヤレス対応していて欲しかった…

 

 

◾️総括

 

上記3点も欠点のようそこまで致命的ではないというか、まだ不便を楽しめるレベルなのでまぁいいかなと。

意外とAF速いし、やっぱ画素数少ないのは楽。

実はX100シリーズ初めて買ったんだけど、サイズ感最高だし画面で見る分には全く問題ないって思えるので良い買い物でした。

ちなみに今まで買わなかった理由「シャッター音が嫌い」だったからなんですが、シャッター音を消せることに気付いてしまったので一気に魅力を感じました。

かなりボロボロなので格安で手に入れました。

ボロボロだからというのもあるけど、1000台限定だからといって飾っておくようなもったいないことはしたくないのでガンガン使っていきます。

 

話は変わってX100VI…

X100VIのスペックを見て思ったことは、とにかくすごいカメラというざっくりとした所感です。あのサイズのボディにあれだけの性能を込めることができたのは研究者の方の努力があってこそなのだと思います。
価格に関しては個々人の価値観によることですが、性能面を考えると妥当と言えば妥当とは思います。もしくは国外の事情があるのか…
ちなみに私が買うことは今のところありません。
プリントするような写真はGFXで撮りますので、あれほどの画素数APS-Cのカメラに求めてないからです。トリミング前提で撮ることが多いのであればアリかも知れませんが…。
素数の増加、動画機能の充実、IBIS搭載、これらがX100シリーズとして価格アップの理由なのであればX100Vを併売して欲しいとは思います。
α7CIIとα7CR的な感じで小型カメラに機能面での選択肢があるといいなと思う人は少なくはないはず。
高画素になるメリットがある人が今の時代多いとは正直思えないし、UHS-Iのメディアしか対応してないのに6.2K必要なのか(そもそも無事に撮影できるのか…)とも思うし、IBISの恩恵がある焦点距離だとは思えないからです。
ただ、X100VIのサイズ感だから撮れる写真もあるとは思うし、動画機材が小型化されると考えればメリットもあるし、IBISのおかげでISO感度を下げることもできます。
機能・性能とユーザーの用途が一致してこそ、その機材を心底楽しめると思います。
今の全部盛りな感じはありがたい部分もある反面、選びづらさもあるのではないかと考えます。
そもそもX100VIを性能だけで買う人は多くはないのかもですが…。

 

まぁしばらくはX100Sで楽しもうかと思います。

 

では最後にX100Sで撮った写真を載せて終わりにします。

 

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最後まで読んでくださってありがとうございます。

次回の記事でまたお会いしましょう。

1月総括

koyuki.です。

 

今日は1月の総括記事です。

 

多忙過ぎて、痰を吐けば血が混ざることもあったほどでした。

 

そして当記事は総括記事というよりもっと個人的な話になります。

これより以下の話はみなさんにとって役立つ情報はたぶん何ひとつないので、私自身に興味がなければ読まなくても大丈夫です。

(貴重なお時間を割いて頂きいつもありがとうございます)

 

 

年明けて2024年。

世の中的にも、個人的にもあまりに多くのことが起こりすぎて1日が24時間なのを疑った程に時間は溶けていきました。

ここ最近の私の仕事は「残務処理」でした。

 

 

話は少し遡って、私ごと。

 

当ブログでも何度か書いてますが、私は熊本が好きです。

熊本の土地、生活、人々…

その全てがとても好きです。

移住したいという願いもあります。

「美味しいものを食べながら老いて、そして逝きたい」

そう思わせてくれる程、熊本の食べ物は美味しくて、何時間眺めてても飽きない程好きな景色があります。

愛するものに囲まれて生きていくのがどれほど幸せかをここ数年でやっと理解しました。

 

熊本で生きていく上で、ただ金を稼ぎ、美味い飯を食い、好きな場所に行く。

それだけでもきっと幸せでいられる気がします。

でも、私はもっと熊本に関わりながら生きていきたいと思いました。

 

熊本の観光や一次産業、二次産業のPRをして熊本の魅力を伝えて貢献したい。

 

それを生業にして熊本で生きていきたいと思いました。

 

その為に考えたことそれは…

・写真、動画の撮影・編集スキルアップ

・アウトプットの仕方研究

・情報を扱う上での責任能力を身につける

などなど

 

それらを考えた時、ならばそれを関東に住む内に仕事にしてしまおうと思いました。

 

ひとまず動画編集のスキルを磨く為、それを仕事にするべく転職します。

すでに内定を頂き、行き先も決まっています。

そこで修行して自身のスキルアップとどんな仕事が出来るのかを見せれる準備をします。

 

今の仕事は2月下旬で退職予定です。

約8年、長いようで短い期間だったなと感じてますがその間得られたものは多いと思ってます。

 

2024年、とんでもないスタートを切りました。

ひとまずやらねばならぬことだらけなのでSNSやブログの更新は頻度が低くなりそうです。

もしよろしければ、今後とも仲良くしてくださるとありがたいです。

 

以上、koyuki.の進路報告でした。

 

最後に熊本(と鹿児島)でこの間の6日間で撮影したスナップ写真を載せておきます。

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1億画素との付き合い方

koyuki.です。

 

新年を迎えまして1週間が経ちました。

年明けと同時に国内でも身辺でも色んなことが起き、どうもめでたいという気持ちも芽生えず…

ただ今後の自身の道筋がより定まったなとは思います。

 

 

 

今日はCFexpressのお話です。

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X-Hシリーズを使っている人には馴染みあるメディア、CFexpress。SDカードの限界を超え更なる高速処理をしてくれる頼れるメディアです。このメディアが登場したおかげでとても楽になった人はたくさんいるはず。

扱うデータは高画質で大容量。

必要十分以上の密度の画質で記録できるカメラは今世の中にどれほどあるだろうか…

 

そんな中のひとつがGFX100IIだと思ってます。

あの画素数を必要としている人はいるとは思いますが、私は必要としてません。

それでもGFX100IIが欲しくて買ったのでしょうがないですね。

そんなGFX100II、1億画素のデータ、せっかくなら圧縮せずに撮りたい‼︎

ということで非圧縮RAWで撮って、JPEGも最高画質にしてみると…

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608枚…。

128GBのCFexpressを入れてもこれしか撮れないのです。なんと心許ない…。

事実、先日猫カフェで撮影していたらバッテリーが切れるより先にメディアが満タンになってしまいました

 

今月はまた熊本に行き、6日間かけて写真や動画をたくさん撮るつもりなのでこのままではマズイと思い新しくCFexpressを買いました。

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PROGRADE CFexpress typeB 512GB

Amazonにて ¥27,800 (2024.1/4時点)

 

これを買う直前までは別のものをカートに入れてました。同容量のカードが年始セールで¥22,000くらいになってたので迷わずカートにイン。しかし、下の方へスクロールしていくとより高性能な新型が出ていることに気付いてしまったのです。たかだか¥5,000の差でスペック的には倍…、ならば高スペックを取るでしょう。ということで高い方を買いました。

 

PROGRADEAmazon専売(?)らしく、私の職場で取り扱いたいと思って問い合わせたのですが卸はなく…。

ですがお客様や自身の周りで使う方が多く、気になっていたので買ってみました。

 

Amazonの質素かつサスティナブル(?)なパッケージを雑に剥いで出てきた内包物がコレ

 

え…箱ちっさ……

 

正直な感想がコレでした。

通販サイトで販売するには理にかなっているパッケージだと思います。

 

皆さん見覚えのあるSDカードを並べてみました。

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うん、ちっさい。

 

そしてタバコの箱を開けるかのようにビニールを剥いで出てきたのがまた

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サスティナブルですねぇ…

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私は写真を紙に印刷する派ですが、業務上でのペーパーレスには賛成派です。

コストや重量の関係で紙をパッケージに使うことはやむを得ないですが、それならば処理しやすく再生しやすい素材の方が良いと考えてます。

 

ではいよいよ新しいCFexpress挿入

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いやー、増えた増えた(当たり前だろ)

 

これだけ撮れれば私の使い方ならば1日で容量満タンになることはないでしょう。

やはり600枚は心許ない…

 

今後動画の撮影やRAWデータの読み込みをしたときにかかった時間等は追記する予定です。

 

最後まで読んでくださった方々ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

12月総括

koyuki.です。

 

この間更新したGFX100IIの記事は多くの方が読んでくださったようでとても嬉しいです。
ありがとうございます。

さて今日は12月の総括です。

とはいえ12月は忙しすぎてろくに撮影もしていないですし、かろうじて撮影した写真はGFX100IIの記事に載せてしまったので今年1年の振り返りと来年の目標等でも書こうかと思います。

 

⬛︎ 2023年を振り返って

2023年はチャレンジした年でした。

コロナ自粛も徐々に緩和され、肉体的にも精神的にも行動を制限するものがなくなったのもそのチャレンジを後押ししてくれたと思います。

2023年は動画を撮る1年にしよう。

そう決めて動画を撮ることに集中した年になりました。

春先から計画を進めたMV撮影。
3箇所のロケ地を3日かけて撮影する、自身においてかつてない大掛かりな撮影となりました。
全てが狙い通り、計画通りだったわけではないですが、出来上がったMVは過去最高傑作になりました。
それが自信に繋がったとも思います。

そして秋には友人の結婚式のムービー撮影。
これはMV撮影とは違った立場で撮影に臨むことができました。
主観ではなく客観的に他人のビジョンに寄り添う撮影、これがいかに大変かを思い知る撮影になったと思います。
そして自分の今の技術でどこまでその要望に沿えるのか、そこにチャレンジした撮影でもありました。
こちらはまだ編集中ですが、概ね良い仕上がりになっていると思います。

 

夏にはフォトウォークに参加させて頂いて誰かと撮影体験を共有する楽しさを味わうことができました。

私の中ではこのイベントが特に良い体験になったと思っています。

写真には自分の価値観も写ると思っています。

同じ時、同じ場所で写真を撮っていても被写体の見つけ方や撮り方、魅力を感じるポイントの違い。

それをより強く深く感じ理解することができたので今後も参加したいですし、いつかは自ら企画出来たらいいなと思っています。

 

◼️ 2024年の目標

来年は友人ではなく自身の結婚式の為の撮影をすることになるので、今年培った技術をより昇華して形にします。

そして動画関連の知識のインプットだけではなく、写真関連のインプットの機会も増やしたいので写真展に行ったり、写真集を見たりしてより写真に対する知見を広げていきます。

 

◼️2023年に撮影した写真

中でも気に入ってるものを載せていきます。

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最後に…

今年関わってくださった方々、ありがとうございました。

来年も変わらず仲良くしてくださるとありがたいです。

良いお年を。

そして、2024年も良き写真ライフを。

【1ヶ月使用】GFX100 II レビュー

koyuki.です。

2023年ももう終わりだと言うのに未だに年末感がないです。

 

 

タイトルの通り、今日はGFX100IIの使用レビュー記事です。

購入してから1ヶ月、忙しくてなかなか外出も出来ず……
ほんの数日、しっかりと使うことができたので数日使っただけですがレビューを書いていこうと思います。

なお細かいスペック等はメーカーページをご覧ください。

fujifilm-x.com

 

この記事は以下の内容でGFX100IIをレビューしていきます。

  1. 外観&操作感
  2. GFX50SIIとの比較
  3. X-H2Sとの比較
  4. AF
  5. 1億画素の恩恵
  6. 動画性能
  7. 総括

 

 

⬛︎ 1.外観&操作感

 

GFX100IIの外観でまず特徴的なのはやはり傾斜がついている軍艦部でしょう。

私が知る中で軍艦部に傾斜がついているカメラはGFX100II以外ならばPENTAX SFXくらいです。(多分他にもあると思います)

https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/man-pdf/sfx.pdf

 

私は普段左目でファインダーを覗いて撮影してます。
なのでファインダーから目を離さずに右目で軍艦部にあるサブ液晶を見ることができます。

このサブ液晶にはシャッタースピードや絞り、ISO感度など重要な撮影設定の他、レリーズボタン付近の3連ファンクションの表示もされます。

意外とこの3連ファンクションボタン押しやすいです

Qボタンはサムレストにあります。

この指掛かりが良くとてもいい仕事をしています。

反対側から見るとこんな感じです。

グリップに関してはかなり握りやすく、伝わりにくい表現で恐縮ですがNikon D500と同じくらい握りやすいです。(D500マジで軽く感じます)

なのでボディだけで1kgという重量を感じません。

 

使用メディアは念願のCFexpress対応です。
GFXのデータ量(TIFFで300MB以上)でSDカードでバックアップ取るの結構大変だったので、CFexpress対応は必須だったと思います。
スチルデータもSSD直接記録できるので、インターバル撮影で何百枚も撮る時にもSSD対応も有用な機能だと思います。

反対側はLANケーブルやHDMI端子、USB-C、マイク端子があります。
さすがプロフェッショナル機、HDMIはフルサイズです。
今の私の使い方ではLANケーブルは挿さないでしょうけど、それ以外は必要なのでどれが欠けても厳しいです。
ここでひとつ要望を言うならばUSB-C端子を2ポートにして欲しかったです。
データ転送と給電を同時に行えるととても助かるのですが…。
今後の撮影次第ではバッテリーグリップの購入を検討しようと思います。

イヤホン端子はグリップ側にあります。

 

ロゴらしいロゴは軍艦部とモードダイヤル付近の「GFX」の文字くらいです。

FAN-001にも対応。

FAN-001を装着できるようにするために液晶の稼働域が他のチルト液晶機種よりも多い気がする。

3軸チルトは健在。
ちなみに液晶はチルトでもバリアングルでもどちらでもいい派です。
でもチルトならこの3軸チルトじゃないと嫌です。

 

レンズ横ファンクションボタンもありがたい拡張機能です。
ここには基本的にファインダーを覗いている時に操作したいブーストモードや電子水準器表示を振ってます。

反対側はさすがにファンクションボタンないです。

 

地味なポイントですが液晶に鼻が当たることがないくらいファインダーが飛び出ているのでタッチファンクションもまともに使えそうです。

液晶サイズはGFX50SII(GFX100S)と同じでした。
(GFX50SIIの時に付けてた液晶保護ガラス移植した)

BISHAMON-TEXは握り心地もよく、撮影に集中しやすいです。

ファインダー倍率1.0倍はド迫力で隅々まで画角を確認できる点も撮り心地が良いです。

 

⬛︎ 2.GFX50SIIとの比較

GFX100II購入まで使い続けたGFX50SIIとの比較です。
GFX50SIIは予約し発売日に購入してから約2年使用しました。
この2台で比較して差がある点は以下の箇所です。

  • AFスピード
  • 被写体認識
  • 動画性能
  • バッテリー消費
  • ファインダー

 

・AFスピード

コントラストAFのみのGFX50SIIですが、AFが遅いというわけではありません。
これに関しては以前にも記事で書きましたがIBISが強力なので像が安定するためコントラストAFでも十分なスピードがあります。
しかし、コントラストAFでは難しい単色の平面な部分へのAFや、暗所でのAFはどうしてもスピードが遅くなります。
2年間でAFに苦戦した記憶は実はあまりないのですが、それはあくまでコントラストのある部分で合わせて被写界深度を深くしたりとカメラへ配慮をしたのもあると思います。

GFX100IIでは体感ですが倍以上のスピードでAFできます。
そしてコントラストがあまりない場所へのAFも可能なのでGFX50SII使用時の配慮、敢えて言うならばストレスはなくなりました。

 

・被写体認識

これが特に差があると感じる部分です。
GFX50SII時は瞳AFがあまり精度が良いとは言えず、ポートレート撮影時には一応試してみるものの上手く機能しないことがそこそこあったので基本的にはAFポイントを移動して瞳に合わせてフォーカスすることで撮影してました。
GFX100IIの瞳AFは素早く機能してくれます。
ラージフォーマットの浅い被写体深度でもしっかりと瞳にピントが合ってます。
そして新たに動物や車、飛行機や鳥などの被写体認識も可能になったので撮影が一気に楽になりました。
構図や設定を考える余裕が生まれ、より気楽にラージフォーマットでの撮影を楽しむことができます。

 

・動画性能

GFX50SIIではフルHDまでの画質で動画撮影ができます。
これまでの私の撮影内容ではそれで全く問題はなかったのですが、クロップでの画角調整で画に変化をつけたりと映像のバリエーションを増やせる点がメリットだと思うので画質向上はありがたいです(それでも8Kは必要なさそうだけど…)

GFX50SIIの動画圧縮方式はLong GOPのみです。

ここで少し話が逸れますが…
Long GOPは編集しない人向けのフレーム間圧縮方式と言われています。
編集中にプレビューする時、Long GOPは都度圧縮した画を復元するのでPCへの負担が大きくなります。(そのかわりデータは軽くなります)
撮りっぱなしの記録映像や、編集作業をあまりしないのであればLong GOPでも問題ないとは思います。

GFX100IIはAll-intraとLong GOPの両方の圧縮方法に対応しています。

All-intraは逆にフレーム間圧縮をせずに全画像がそのまま記録されるのでデータ量は重くなりますが、プレビュー時に復元しないのでPCへの負担は減ります。
複数の映像を組み合わせてBGMをつけたりトランジションや文字、エフェクトを入れるような編集をする人にはAll-intraが向いていると思います。

これが選べるようになったのも大きな進歩です。

そしてハイスピード動画にも対応したのでその点が大きな変化です。

 

・バッテリー消費

これはGFX50SIIの方がバッテリー持ちが良いです。
体感ですが最大で200枚分くらいの差があると思います。
GFX100IIではRAW+JPEG、被写体認識AF、ノーマルモードで600枚撮ってバッテリー残が10%未満といった感じです。
これでもそこまで困ることはないですが、バッテリー持ちは悪くなったと感じてます。

 

・ファインダー

GFX50SIIのファインダーに不満はないです。
ですがGFX100IIの1.0倍のファインダーを見た後だとどうしても小さく感じてしまいます。
そしてドット数の差で感じる画質の差は大きく、GFX100IIを見た後だと画面感というかドット感を感じてしまいます。

 

それ以外ですと

素数の差によるストレージの使用量増加が著しくデータ管理・運用方法を考える必要がありそうです。

プロセッサーとセンサー世代の差があり描写の緻密さには感動する点があります。
その点は別の項目でも触れようと思います。

以上がGFX50SIIとの比較です。

 

⬛︎ 3.X-H2Sとの比較

センサーサイズの違うX-H2Sとの比較なのであまり比較にならないかもですが、実際に使用してみての体感を書いていこうと思います。

比較できそうな点はこちら

  • AF
  • 解像度
  • 使い勝手
  • バッテリー持ち

・AF

これは実はあまり差を感じてません。

これには本当に驚いていて、被写体認識のスピードと正確さはX-H2Sとほとんど差がないように思います。
AFの精度とスピードを求めて今年の春に購入したX-H2Sをわずか半年程度で手放す必要があったのか…やや疑問に思っていましたが、AFに差がほとんどないことがわかった途端その疑問はふっ…と消えました。
何より富士フイルムのカメラでここまでAFに満足できるカメラがあるとは5年ほど前までは考えたこともなかったですし、それがラージフォーマットでも叶えられていることに本当に驚いています。

 

・解像度

ラージフォーマットと一番比べるべきではない部分かもしれません。
ですが再度ここに書きたいのは、膨大なピクセル数が重要な人が今どれほどいるだろうか、と言うことです。
実を言うと私もさすがに1億画素もいらないです。
ですがそこに魅力を感じて購入したわけではないので仕方ないというか…。

第5世代のセンサーとプロセッサーの描写はとても素晴らしいと思います。
それは印画紙にプリントする私だからこそ感じている点だと思います。
フジノンレンズの実力は底なしかと思うほどです。
X-S10を購入してよく撮れたと思った写真をA4で印刷した時

「あれ…富士のカメラってこんなに写り良かったっけ…?」

と感じてからα7RⅣをほとんど使わなくなりました。
素数が多いからプリントした時に表現力があるというわけではなく、レンズの魅力とそれを活かすことができるボディ、そしてその写りが好きかどうか…これが大事だと気付きました。

素数ではない解像度、それが第5世代のX-H2Sの実力だと思ってます。
それと比べた時、解像度の差をGFX100IIとで感じることがあるのかと言うと、A4サイズまではあまり感じませんがワイド4切やA3サイズにすると差を感じます。
これをどう感じるかはユーザー次第なのですが私自身はラージフォーマットこそ至高!!とは思ってないということだけははっきりと言えます。
ぶっちゃけ液晶画面の中だと解像度の部分で差を感じることはほとんどないです。

 

・使い勝手

これはぶっきらぼうに比べても意味がないのでいくつかの点に絞っていきます。

被写界深度のコントロールそれに伴うISO感度のコントロール等で気楽さがあるのはAPS-C、つまりX-H2Sです。
逆にラージフォーマットになると被写界深度を深くしようとしてS.Sの低下による狙ってない被写体ブレ写真を量産することがあります。
いろんな側面で言えばどちらにも良し悪しがあるようにユーザーによって使い勝手も異なるでしょうから自分の撮影スタイルや被写体を見極めて機材選びをするべきだと思います。

 

・バッテリー持ち

これはやはりX-H2Sの方が良いです。
GFX100IIは節約できる点が多そうなのでここは工夫次第で差が少し埋まるかもしれないです。

 

・ファインダー

決して不満のあるファインダーではなかったのでX-H2Sのファインダーはいわゆる液晶感はあまりなかったです。
言うなればGFX100IIは度が過ぎて綺麗です。

 

⬛︎ 4.AF

GFX100IIはX-H2Sと同じHSセンサーです。

と言うだけあってAFは素晴らしいです。
精度、スピードそのどちらでも難しさを感じたことがこの1ヶ月でほどんとなかったです。
それはLMを搭載していないレンズでも言えることなので、GF35-70mmやGF80mmでもストレスのない撮影ができています。
特に被写体認識AFの恩恵はとても大きく、先日訪れた猫カフェでの撮影で実感しました。

まずはそこで撮影した写真をご覧ください。

写真は全てGF35-70mmで撮影しています。

GFX100IIの性能を試すために撮影をしたわけではないですが、あまりに撮影が楽しくて気づけば600枚ほど撮ってました。
毛の色や特定被写体が複数いる場所、眼を開けてても閉じてても暗がりにいても被写体を認識して可能な限り瞳にAFしてくれる。
これには感動しました。
X-H2Sで感じた被写体認識AFの有用性をしっかりと感じることができてとても満足しています。
これを猫以外の被写体でも実現してくれるのだからこんなに安心して持ち出せるカメラはないなと思ってます。

例えば明るい単焦点レンズやLMを搭載したレンズだけでこれが実現するのであればここまで喜んではいなかったと思います。

「最安純正GFレンズ」でこのレベルのAFが可能
ということに感動してます。
おかげで安心してレンズに投資できます。(しばらく無理だけど)

 

別の日に三浦海岸に行った時のこと。

海辺で写真でも撮ろうかと思い、何の気なしにGF100-200mmをつけて浜辺に出たら鳥がいました。
冗談半分で被写体認識の対象を猫から鳥に変えてみました。
こちらは35mm換算で160mm、超望遠とは言えない焦点距離
小さめの幼稚園の運動会ならば満足に撮れるだろうかという画角だと思います。

しっかりと鳥を認識して追いかけてくれました。
しかもしっかりとピントが合ってます。


まさか本当に撮れるとは…
正直、この時は驚きました。
ちなみにS.Sは1/4000でなければピタッと止めることができませんでした。

そしてこれは次の項目にも繋がります。

 

⬛︎ 5. 1億画素の恩恵

まずは写真をご覧ください。

これが1億画素かぁ…。
1枚目はノートリミングです。

他にも強風に任せて旅に出ようとしている発泡スチロールの箱が…

何が入っていたか判明してしまうほど鮮明に描写してくれてます。

この箱そこそこの速度(普通の人が走っても追いつかないくらい)で回転しながら転がってたんですけど鳥撮ってる最中だったのでS.S速めに設定してたからたまたま撮れた写真です。追従性能とセンサーの読み出しが速いからこそ撮れた写真とも言えます。

そこに1億画素の恩恵が加われば望遠レンズの選択肢が少ないGFレンズでも楽しめそうです。

緻密な上に自然な描写、それがGFXの魅力とも言えます。
その緻密さに拍車がかかったと1億画素になって思いました。

 

 

⬛︎ 6.動画性能

これを語るほどまだ動画を撮影していないのですが、現時点でGFX100IIの動画性能で進化を実感したのは以下の点です。

  • 動画AF性能
  • ノイズの少なさ
  • 内蔵マイクの集音性

これらはGFX50SIIとX-H2Sを使った上での話です。

 

・AF性能

AF性能は静止画撮影中とほぼ変わらないAF精度とレベルでした。

先述の通り、X-H2Sの動画撮影時のAFにはかなり満足していたのでそれとほぼ同等のレベルでのAFがGFX100IIでも実現しているのでとても満足しています。
特にGFX50SIIで動画を撮るときは基本MFだったので、AFを使った動画撮影がラージフォーマットでも可能というのが私的にとても嬉しい点です。

・ノイズの少なさ

これは室内での撮影で使用した時のことです。

私の活動しているバンドの活動記録として動画を撮影しているのですが、基本的にGF35-70mmのワイド端でF9くらいまで絞ってなるべく広い範囲を撮影しています。
しかし、そこまで絞るとどうしてもISOが上がってしまいます。
GFX50SIIの時はノイズ量が多くて編集時に萎えてしまったのでAPS-Cのみで撮影してました(これがセンサーサイズが小さいカメラのメリットとも言えます)
GFX100IIで撮影した動画を帰宅してPCで確認した時、ISO4000まで上げたのにノイズを感じずとても自然な映像だったので逆に不審に思ったほどです。
APS-C機ではここまでISOが上がるほど絞って撮ることが少ないのでそこと比べるのはナンセンスな気もしますが、GFX50SIIと比べてノイズの少なさを実感することはできました。

 

・内蔵マイクの集音性

これまた同じく室内、バンドの演奏を内蔵マイクで録った時のことです。

音割れ防止のためにゲインはメンバーが音を出している間にあらかじめ下げて備えたので内蔵マイクが音割れしないわけではないです。
X-H2Sの内蔵マイクもかなり優秀だったので重宝していましたがそれに並ぶほど立体感のある音を録ることができます。
指向性は変えられないのでインタビューや楽器単体などの音を録る場合は、クオリティを考えたら単一指向性のマイクを用意すべきだとは思います。
内蔵マイクでもそれなりにいい音が録れるのでとても満足しています。

 

⬛︎ 7.総括

こうして記事にしてみるとやはりまだ深く使い込めてないなと感じるのが正直なところです。
ただこの1ヶ月でも今までの機材との差や進歩している点が見つかったので、今後もGFX100IIには感動させてもらえそうだと思います。

114万円と安くない、むしろデジカメの中ではトップクラスで高い金額なので求めるレベルも必然的に高くなりますが不満らしい不満は今のところないです。
そしてまさか私がここまで高い金額のカメラを手にするとは…とも思っています。

このカメラを必要としている人は多くはないと思います。
写真や動画を撮る人全てに求められるものではないです。
金額が高いから全てのユーザーにとって優れたカメラではないとも思っています。
GFXの描写が好きで、写真も動画もしっかりとGFXで撮りたい、そんな人にはとても魅力的なカメラだと思います。

以前の記事で2023年最終機材と紹介していたくせに

koyuki-fujifilm.hatenablog.com

ガラリと変わってしまった…。(しかも半年しか経ってないじゃん)

これが真の2023年最終機材です(2023.12.29現在)

GFXのフラッグシップinstaxのフラッグシップ、極端すぎる布陣。

これでよかったと1ヶ月の時点で思えます。
私にとっては最高のカメラです。

またしばらく使ってみたら記事を書こうと思います。

では最後にこの1ヶ月GFX100IIで撮った写真をいくつか載せて終わりにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、最後まで読んでくださってありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

NP-W126Sの行方

koyuki.です。

 

今日は富士フイルムXシリーズのバッテリーNP-W126Sのお話です。

 

先日Xマウントをボディ・レンズのほぼ全てを手放した私ですが、なぜ今更NP-W126Sのお話なのか…。
それは自室の周辺機材を整理していた時にふと思ったことがあったからです。

 

「このバッテリーどうしよっかな………」

 

 

 

 

⬛︎御役御免

 

X-Pro3を最後に私の元でNP-W126Sを使用するカメラは無くなりました。

 

以前もX-S10やX-E4、そしてX-T1をサブ機にしていた時もあったのでこのバッテリーが何個か必要でした。
X-S10でミュージックビデオ撮影をする時には大量に必要だったので気付けば家にNP-W126Sが8個もありました(内1個は未開封箱潰れの新品)

 

NP-126Sってマジでバッテリー持ち悪かったな…

 

機材整理の中でチャージャーからケーブルを外し、一応端子の部分の掃除もしました。

 

「BC-W126」充電器が付属していた時が懐かしいですね…

 

ですが今となっては御役御免。
GFX100IIとX-T4しかない(instax mini EVOはバッテリー内蔵)為、NP-W235があれば良い状況です。

大きさ比較、俯瞰で見るとそこまで変わらないですね

 

「誰かにあげてしまおうか……」

 

とも思いましたが、時を経て安くなったX100Vを買うとか言い出しかねないな自分…と思ったりもしたので踏みとどまりました。
それでも8個も必要ないでしょうけど…。

 

そこでふと思ったのです。

 

「次のX100シリーズのバッテリーってどうなるんだろう」

 

⬛︎次世代機の登場でNP-W126S終売?

 

現行機種でNP-W126Sを使うのはX100V(受注停止中)のみです。
おそらくこのまま終売でしょう。

そして登場が噂されているX100R?ですが、それのバッテリーって…

まさかNP-W235?

サイズ的にはいけるかも…?

X100V 幅128.0mm  高さ78.4mm  奥行き53.3mm(最薄部32.7mm)

NP-W235  長辺52.3mm  短辺38.8mm  厚み22.7mm(Ulanzi互換品サイズより)

 

もし次のX100シリーズがNP-W235で発売されたらバッテリー持ちが良くなるから数時間の散歩程度なら予備必要なさそうですよね。
X-S20が改良の結果、省電力に成功している前例もありますし。
GFX50SやGFX50R、そしてGFX100のバッテリーであるNP-T125が少し前に終売になり、特に50Rユーザーは後継機種もないのにバッテリーが終売になるというやや迫害に近い状況に追い込まれておりますが…

NP-W126Sを使用するカメラもX100シリーズ次第では同じ状況になるのでは…?

そうなるとこのNP-W126Sかなり貴重品になる予感…。

 

⬛︎X100シリーズ、そして…

 

仮に次のX100シリーズがNP-W235で動くカメラだとしたら、次のX-ProシリーズX-EシリーズもNP-W235にできるのでは…?

そして今、その為の設計と開発をしているもしくは完了していて試作機があるのでは…?

と思いました。

そうなれば課題になるのは熱問題だと思います。

X-S10で真夏に屋外(しかも浜辺)で4Kで2時間ほど撮影していても熱停止もなければ挙動がおかしくなることもありませんでした。
が、今夏X-S20ユーザーから「高温」での問い合わせや不安の声が私の元に届くことが多々ありました。(まぁ今年は特に暑かったのもあるけど…)

「人間が外出するのも危ないのにカメラは真っ黒ですよ?そりゃ熱くなりますよ」

って何回言ったことか…。

しかし放熱問題は最近のカメラではまさしくホットな話題なのでそこもしっかりと考えてほしいですね。

 

⬛︎まとめ

職場ではちょくちょくガラクタみたいな扱いを受けたEXILIMやTZシリーズ等コンデジのバッテリーを買いたいという方が来ますが大体終売してます。
NP-W126Sも次第にこの道を辿るのかと思うと切ないですが、X100FやX100V、X-E4、X-Pro3やX-T3等を長く使っていきたい方は今後数ヶ月のメーカーの動向に注目しておいた方がいいかもしれませんね。
バッテリー争奪戦になるかも…?

 

以上、片付け中にふと思ったことでした。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

次の記事でまたお会いしましょう。