いよいよ、このあとX Summit
X-S20とXF8mm以外の発表はあるのか…
個人的にはGFX50RIIとかだと嬉しい
買うかどうかは別として
そこに搭載される機能がどれだけXマウント機から転用されるかで今後のGFXの機種に期待値が変わるんだよな
今のところGFX50SIIには満足してるから
買い替えないけど
仕事中にX-Summit観るぞー
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さて今日の話題「プリント」
これは学校の宿題とかの話ではなく
画像データを印画紙に印刷する
という意味のプリント
このプリントに対して思っていることのお話
プリントする人の方が少ないとは思う
自分も余程気に入ったものしかプリントしない
昨年末にGFXで撮影した写真のみでフォトブックを作ったのと
阿蘇の雪景色をA2サイズでプリントして部屋に飾ってる
いわゆるサービスサイズというもので印刷することはほとんどない
それは仕方ないことだと思う
フィルムからデジタルに変わり
アウトプットされる場がプリントではなくディスプレイになって、そのディスプレイも高画素に対応した綺麗な描写で表示される
無駄を省き、スマートな世の中に
ペーパーレスの時代にプリントだなんて……
それは仕方ないことだと思う
以下、個人の感想であって
下調べもなければ確かな知識でもなく憶測の為、鵜呑みにせず話半分で読んで欲しいのだけど…
富士フイルムのデジタルカメラを扱ってるのは富士フイルムイメージングシステムズ
大雑把に説明するとここは写真印刷やチェキなんかを扱う部署みたいなもの
要はプリント拡販の販促としてXシリーズが開発された、と思ってるって話
フィルムからデジタルに移り変わった
出力が紙ではなく画面になった
そしてスマホの普及
自分が15年前にバイトしてた某写真屋では、プリント枚数は7,000〜12,000枚/1日 ほどあった
今働いてる職場ではせいぜい1,000枚が良いところ
写真屋のほとんどは富士フイルムのミニラボ機器を導入していて、専用の印画紙がロールで販売されてる
これが売れねば富士フイルムのイメージング部門の売り上げが激減してしまう
プリント枚数が減ったことによる対策として
JPEG最高画質を目指したカメラの開発が発案されたのではないか
写真屋の注文機では基本的にはjpegが対応フォーマットになる
RAWで撮り、レタッチして作り込んだ作品をTIFFにしてプリントする人がLサイズで何百枚何千枚とプリントするだろうか
仮にいたとしても稀なことだと思う
撮影した画像が保存されたSDカードを注文機に挿して注文した写真がとても良ければプリントする機会も増えるだろう
それがプリントネイティヴな世代にウケのいいクラシカルなルックスのカメラならとっつきやすくて…
そういう考えの元、スタートしたのがXシリーズなのでは?と思った
Xシリーズ存続、繁栄の為に必要なのは
プリント枚数が増加すること
これも関係があるのではないかと思う
(真偽はさておき妄想の話ね)
で、ここからは妄想ではなくお気持ちの話
写真屋だから言っている部分もあるけど
正直、プリントは広い意味で言えばオワコンだと思ってる
今更V字回復するとは到底思えない
それでもこの話をしたいのは
気に入った写真をプリントして飾るという文化には心の裕福さがあるからだと思ってる
大きくなくていい
机に飾れるサイズでもいいから
自分が撮った写真を額に入れて飾ってみる
自分が自分の写真を好きでいる為に
プリント、ぜひオススメする
そんなことをXシリーズ最新機種を発表前に思った
では最後に写真を1枚
X-T4 XF35mm F1.4 R
昨年作ったフォトブックの表紙