koyuki.です。
多忙すぎて久々の更新が2月初めての記事になってしまった…。
X100Ⅵが発表になった矢先…
今更ながらX100Sを手に入れたお話です。
X100Sは、Finepix X100の後継モデルとして発売されたレンズ一体型デジタルカメラです。
35mm換算35mmの単焦点レンズを搭載しており、開放F値はF2。
カラーはシルバーを先に発売し、限定モデルとしてブラックを発売しています。
ブラックカラーは国内1,000台限定で2014年2月22日に発売されたのでちょうど10年前のカメラということになります。
そのブラックを手に入れました。
X100シリーズも今では当たり前のブラックも当時は限定カラー
NikonのDfみたいな売り方をしていました。(Dfはゴールドモデルがある)
富士フイルムのカメラでシルバーを選んだのはX70だけです。
過去使ってきたカメラ全て含めてもシルバーなのはX70とNikon FM3Aくらい。
それくらいブラックカラーにこだわりはあるのでブラックのX100Sはかなり嬉しい…。
ちゃんと「S」は赤いです
このレンズのロゴ、好きです。
「S」の銘板が凛々しい…
フォーカス切り替えスイッチの形状も好きです。
Nikon 28Tiや35Tiのオマージュでしょうか…?
古い機種はマクロに設定しないと最短撮影距離が変わります(フベン…)
同梱品の限定サムレスト(もう1段絞れば良かった…)
X100Sのスペックはこちらからご確認ください。
この中でも特筆すべき点は
- フィルムシミュレーションは10種
- バッテリーがNP-95
- ワイヤレス通信非対応
この3点が私にとっては特に衝撃だった点です。
◾️フィルムシミュレーションは10種
クラシッククロームがない……
ということなのでX100SはX-T1よりも古い機種ということが分かります。
(クラシッククロームはX-T1グラファイト発売時にファーム更新で搭載された)
X100Sに搭載されているフィルムシミュレーションは
PROVIA Velvia ASTIA Pro.neg Hi Pro.neg STD モノクロ(カラー3種) セピア
ということになります。
GFX100IIを使っている身からするとかなり少ない…(半分だもん)
ですがX-T2まではメインで使っていたのはPro.neg STDなのでクラシッククロームに関してはそこまで自分にとっては重要なシミュレーションではないです。
この融通の効かない感じが懐かしいですね(褒めてる)
カスタム登録が3つまでしかできないのが地味に不便でした。
◾️バッテリーがNP-95
これは由々しき点です。
このバッテリーは当然新品は購入できず…(互換品はある)
純正しか使いたくない派からするとキツい…
一応2個あるので1日ならなんとかなりそうですが、あと何年使えるだろうか…。
古いカメラというのは結局バッテリー問題が付きまとうのである程度新しい機種が扱う上では安心ですね。
X100シリーズはX100TまではNP-95、X100FからはNP-W126Sです。
◾️ワイヤレス通信非対応
これも地味にしんどい…
とはいえ常にLightning SDカードリーダーを持ち歩いているのでそこまで嫌な点ではないですが、1620万画素なら転送も早くてバッテリー消費も少ないだろうからできればワイヤレス対応していて欲しかった…
◾️総括
上記3点も欠点のようそこまで致命的ではないというか、まだ不便を楽しめるレベルなのでまぁいいかなと。
意外とAF速いし、やっぱ画素数少ないのは楽。
実はX100シリーズ初めて買ったんだけど、サイズ感最高だし画面で見る分には全く問題ないって思えるので良い買い物でした。
ちなみに今まで買わなかった理由は「シャッター音が嫌い」だったからなんですが、シャッター音を消せることに気付いてしまったので一気に魅力を感じました。
かなりボロボロなので格安で手に入れました。
ボロボロだからというのもあるけど、1000台限定だからといって飾っておくようなもったいないことはしたくないのでガンガン使っていきます。
話は変わってX100VI…
X100VIのスペックを見て思ったことは、とにかくすごいカメラというざっくりとした所感です。あのサイズのボディにあれだけの性能を込めることができたのは研究者の方の努力があってこそなのだと思います。
価格に関しては個々人の価値観によることですが、性能面を考えると妥当と言えば妥当とは思います。もしくは国外の事情があるのか…
ちなみに私が買うことは今のところありません。
プリントするような写真はGFXで撮りますので、あれほどの画素数をAPS-Cのカメラに求めてないからです。トリミング前提で撮ることが多いのであればアリかも知れませんが…。
画素数の増加、動画機能の充実、IBIS搭載、これらがX100シリーズとして価格アップの理由なのであればX100Vを併売して欲しいとは思います。
α7CIIとα7CR的な感じで小型カメラに機能面での選択肢があるといいなと思う人は少なくはないはず。
高画素になるメリットがある人が今の時代多いとは正直思えないし、UHS-Iのメディアしか対応してないのに6.2K必要なのか(そもそも無事に撮影できるのか…)とも思うし、IBISの恩恵がある焦点距離だとは思えないからです。
ただ、X100VIのサイズ感だから撮れる写真もあるとは思うし、動画機材が小型化されると考えればメリットもあるし、IBISのおかげでISO感度を下げることもできます。
機能・性能とユーザーの用途が一致してこそ、その機材を心底楽しめると思います。
今の全部盛りな感じはありがたい部分もある反面、選びづらさもあるのではないかと考えます。
そもそもX100VIを性能だけで買う人は多くはないのかもですが…。
まぁしばらくはX100Sで楽しもうかと思います。
では最後にX100Sで撮った写真を載せて終わりにします。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
次回の記事でまたお会いしましょう。