koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

グリーン

昨晩富士フイルムの販売店向け検定

Grand Conciergeの受験を終えた

 

このGrand Conciergeを受験するには

X Conciergeという中間テスト的なやつを最低3回合格する必要があって、こっちは毎回合格してる

fujifilm-x.com

 

難問必至なGrand Concierge

結果は96/100で2問間違えたものの

合格ラインは超えたので

自分も晴れてGrand Conciergeに

(そのうち金色のバッジが届くはず)

 

正直、試験内容はマニアックなレベルを超えていて販売する上で使う知識かと言われたら微妙だけどサラッと答えられるか答えられないかで販売員としての格の違いが出るとは思ってる

 

販売員としてというより気持ちとしては

いち富士フイルムファンとして回答した

 

勉強の機会をわざわざ用意してくれるところも富士フイルムをメーカーとして好いてる部分

何はともあれ合格できてよかった

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さて今日の話題「グリーン」

 

グリーン、緑と言えば富士フイルムのコーポレートカラー

世界的に緑は好まれやすい色ということで、富士フイルムという会社も世界に好まれるようにとのことでグリーンなんだとか

 

このグリーンもメーカー毎に発色が違う

いや、大袈裟に言えば緑色の種類すら違う

そもそも色に対するこだわりってなんだ?って部分を振り返ってみた

 

実は昨日、買取品の中にα7Ⅲがあって

過去に使っていて程よく小型でグリップも大型化されてないジャストサイズ感があるよなぁと

懐かしんでいじってたんだけどね

とにかく色が酷い……

人の肌がオレンジ色に写る(屋内LED下)

こんなんで撮ってたのが俺は…

と、いう気持ちになった

 

αシリーズは確かに優秀

でも使い続けると少しずつ他人の撮る写真との差を感じにくくなってRAW現像も面倒になり

写真を撮る楽しみってなんだっけ?ってなる

帰ってから画面の前で作り上げるのが写真?

撮った時はそんなによくなくても現像でどうにかなるしってのが写真?

いや、たしかにそれらも写真なのだけど

事実、星景写真はRAW現像してこそ結果が得られると思ってる

でも、写真って、色って、なんだっけ?

ってなったのがα7RⅣだった

 

色再現度が高いから優秀なのかと言われたらそうですと自分は答える

実際の色を数値で判別するのは人間の目には一時的には関係ないと思うし、人によっては半永久的に関係ない

良い色かどうかとそのままの色かどうかは別の話

だからこそ、見た色と同じ色で撮れること

それを見た時に撮りたいと思った気持ちそのままの色で撮れること

脳が判別した色の違いを画面で再現してくれていること

これは優秀なカメラとレンズでなければ出来ないと思う

 

話を戻すと

山々の連なりや植物の種類と日照時間の関係で葉の色が違う部分

それらをちゃんと違う物として撮影できるかどうかって重要だと思う

なんでもかんでもコントラスト高くて若そうな緑に撮れてしまったり、山を撮ってものっぺりとした渋い緑に覆われていたり

もっともっと色には深層があると思うし

着色してないのだから少しずつ色は違うはず

富士フイルムはしっかりとその緑の深さを表現してくれるから好き

 

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何気ないスナップ写真から気付く色の豊富さ

奥行きや凹凸を感じられるコントラストの差

こういう1枚が大事な1枚になる

それがGFX

 

自分が最近よく富士フイルムのカメラの話を販売員としてするとき

何気なく見てた日常やその風景が富士フイルムのカメラとレンズを通して撮影してみると色ってこんなに豊富だったのかと気付き、そして驚くことがある

という話をする

この体験を自分以外にもして欲しくて

富士フイルムのカメラやレンズを求めてきた人にだけ

この話をするようにしてる

それくらい富士フイルムの色に対する真剣な取り組みを普段撮影していて感じるから

自分が感じたその体験をなるべく濁りなくリリースしていけたらと思って話してる

 

ほんとつくづく良いカメラとレンズを提供してくれるメーカーだと思う

良い発見と体験をありがとう