koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

X-H2S購入

今日は母の誕生日なので実家に

とはいえ車で1時間弱の距離なので

帰省という程のものでもないけど

 

犬がとても老いてて

親が老いるスピードよりも遥かに早くて

切ない気持ちになった

 

なるべくたくさん記録しておこうと思う

 

 

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さて今日の話題「X-H2S購入」

 

もうねX-H2Sって何度もうるせぇよって

自分でも思うのだからみんな思ってるだろうね

 

ようやく手に入れることが出来て

昨晩少し実家の犬を撮影したら

被写体検出ハイレベルで感動した

 

そもそも動物瞳AFを SONY α7RⅣで

散々使ってきた上での評価なので

富士フイルムの被写体認識に懐疑的な人には

割と参考になる記事になるかと

 

あとあの富士フイルムのAFだからねぇ

って思ってたという土台もあるから

余計に大袈裟に最高に興奮した

 

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おさらいだけど

そもそも何でX-H2S?って話

 

まずうちには

気軽に持ち出せるX-Pro3

スチル特化GFX50SII 

の2台があってそこに追加した流れ

 

後出しでX-H2が出て、後にX-T5が出て

X-H2Sを下取りにそのどちらかに買い替える人

がそれなりにいた

 

それなのになぜX-H2Sかというと

 

・積層型X-Transセンサー搭載機

・数年は使えるであろう動画性能

 

大きくこの2つがX-H2S購入の動機

 

積層型センサーとは何かというと

裏面照射型センサーとは違って

画素領域から処理回路を離して

処理するところを大きくしたから

めっちゃ早く処理できるようになったセンサー

って感じかな雑に言うと

 

今までひとりでやってた仕事を

ふたりにしてしかもそいつもめっちゃ

仕事早いから仕事溜まらないし

仕事量増やされても余裕!…みたいな

 

自分は積層型センサーに対して評価が高い

でもそれは実感してしまったから仕方ない

α7ⅢにつけたTAMRON 20mm F2.8のAFと

α9につけた同レンズとのAFでは

大袈裟に言って位相差AFとコントラストAF

くらいの違いがあったし

一眼とコンデジぐらいの差があった

積層型センサーになっただけなのに

圧倒的なスピードと精度

それを目の前にしたら……

 

 

ではこのセンサーを搭載したカメラを

一体何に使おうと言うのか

・動画撮影

・ライブハウスでのバンド撮影

・動物撮影(主に猫)

 

動画はMV撮影

基本人を映すのだけど、被写体認識と追従

このふたつが1番良いカメラが欲しい

そう思った

以前X-T30で撮影した時、ピンが抜けて

しかもそれに気付かず編集して完成させて

微妙な仕上がりになってしまった

そこで思ったのは

ここに関しては中途半端な機材を買って

遠回りするくらいならいきなりフラッグシップ

これが正解だろうと

そして道具のせいに出来ない状況で撮影すれば

もうあとは頑張るしかないと

 

ライブハウスでの撮影は

慣れている人はそんなんなくても撮れるとか

そういう意見もおありでしょうが

被写体認識して常にピントがあっているなら

より一層設定や構図に頭を働かせる余裕ができる

それがより良い写真を撮る為に自分には必要だった

おそらくこれはX-T4でも撮れたと思う

けどあれ自分のじゃないし…

 

動物撮影はね、じきに猫をお迎えする予定で

動画を撮って仕上がりがよければYouTube

とか考えていて

これに関しては実家の犬をモデルに試したら

もうバッチリだった

勝手に犬を見つけて見つめていてくれてる

XF35mm F1.4 Rでもしっかりと撮れるから

LM搭載レンズならもっと楽だと思う

正直感動した

構図を考えることだけに集中できるカメラ

SONY α7RⅣがまさにそうだった

快適で歩留まりもよくて楽に良い写真が撮れる

そんなカメラだと思ってる

ただ色が気に入らなかった…

 

だから動画撮影を始める前は

動体撮影用にSONY α9を買うつもりでいた

富士フイルムで動体撮影はキツイ

これが答えだった

X-H2Sを使うまでは

 

今なら分かる

確かにSONYの AFは凄い

もはやこれでピント外す方が難しい

誰でも簡単にバシッとピントが合った写真を

撮ることができる成功率の高い道具だと

X-H2Sはもはや富士フイルムの皮を被ったα

成功率の高いハイレベルな道具として

そしてそれを富士フイルムの色で記録できる

理想を完璧なものにしたカメラだと

 

第5世代のボディを手に入れて

富士フイルムがリメイクしたレンズたちの

存在感の大きさをとても感じてる

特にXF56mm F1.2 R WR

これは欲しい…!

年内は難しいけど、年明けには…

 

購入する前から何度も借りて使ってるから

新鮮味はそこまでないけど

富士フイルムやるじゃん!!ってなることが

とても多いので撮影は楽しい

 

被写体認識に関してはとても良いので

動物撮影に!と考えてる方はぜひレンタルを

使ってみて判断して欲しい

でも買うだけの予算を貯めてからレンタルすることをオススメする

きっと1日も早く欲しくなるだろうから