富士フイルムのカメラを使っている人は基本的にJPEGで完結している人が多いのだろうか
当然、JPEG最高画質を目指しているメーカーのJPEGなので他社に比べてかなり綺麗ではある
しかしながらどうしてもレタッチやRAW現像でなくては実現しない画もあるのが事実
JPEGの画質が良いが故にRAW現像するのも億劫だったりするが、そのあたりみんなはどうなのだろう
GFX50SⅡ GF35-70mm
河口湖のほとりにて、桜と富士山という日本ならではの光景
これはフォーカスを合わせていない富士山に露出を合わせ、あとでフォーカスを合わせた桜を持ち上げて仕上げるという現像
GFXのセンサーは多大な情報量を1枚の画像に込めていると思う
アンダーに撮った部分が色情報もしっかり残っている上に解像度も高いまま
これはフルサイズセンサーでも同じような体験は出来るけどやはり色情報は乏しくなってしまうし、ノイズが多くなる
GFXならではの撮り方でもある
カメラ内RAW現像ではあくまで現実的な範囲でしかレタッチが出来ない
理想に近い物に仕上げるには他の手段でRAW現像するしかない
自分はRAW現像にはLightroomを使用している
その富士フイルムのRAWデータにその機種に対応したフィルムシミュレーションを当てることもできる
しかしトーンやノイズ処理、特に人肌ではスムーススキンエフェクトの影響がデカい
結局撮って出しJPEGのクオリティには及ばないのだ
JPEG最高画質を目指しているだけある
RAW現像をして初めて分かる凄さだと思う
各処理とエフェクトをかけた状態での撮って出しTIFFとか出来たらもう最高なんだけどね