koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

トラッキングAF

せっかく少し涼しくなってたと思いきや

またこの暑さ……

もう勘弁して欲しい

 

夏への苦手意識だけは

たぶん一生克服されないんだろうな

 

冬の方が好き

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さて今日の話題「トラッキングAF」

 

超望遠レンズを使ってる人ならば大体の人がこのAFモードを使ったことがあるのではなかろうか

他社含めるとリアルタイムトラッキングAFだったりロックオンAFだったりと名前も様々

特定の被写体をなるべく追いかける、というAFと自分は認識してる

このAFの技術が年々上がっていて

団体スポーツを撮っている人や子供の運動会をガチで撮ってる人からしたら最高の機能だと思う

 

自分が普段撮っているような被写体では

なかなかこの機能を使うことは少ないのだけど

リニアモーター搭載のレンズであれば

スナップ撮影でもかなり便利な機能だと感じた

 

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X-H2S  XF90mm F2 R LM WR

 

左の端は手前にある柱の前ボケ

そこから少しはみ出るぐらいの位置に人が立っていたのであらかじめフォーカス

ラッキングさせておいてその人と共に離れた場所から信号待ち

勢い余った車が信号が変わった瞬間だろうか

左折したのでトラッキングAFした被写体の前を通過したけど難なくフォーカスし続けていた

富士フイルムのカメラの成長に感動した

以前であれば同じような状況になった際は

遮った車に対して心の中だけで大きく悪態をついていたのだけど、X-H2Sのおかげで清らかな気持ちで写真を撮っていられそうだ

 

話は変わるけど

カメラの進化・成長のおかげで今まで難しかったことに挑戦できるようになったと喜ぶ人と

カメラの進化・成長のせいで今まで難しかったことが簡単になってしまってつまらなくなったと嘆く人がいる

自分は前者なのだけど

特に動画撮影のハードルはX-H2Sのおかげでとても下がったので満足してる

他で言うと星景撮影も液晶の画質向上でピント合わせがしやすくなった

後者の人というのは自分の周りだと主に鳥を撮っている人たちなのだけど

誰でも簡単にカワセミを撮ることが出来るようになってしまったからつまらないと言う人と

今までだったら絶対ピント抜けてたような瞬間が撮れてるから難しいとこも狙えるようになったと言う人

色々いるけど、機材の進化や成長に対して新たなステップを踏む為の架け橋だと感じている人の方がやはり撮影は楽しんでいる人が多い

 

気の持ちようでは最新機種を求めることはとても肯定的である種の必然性もある

予算というのは人それぞれだけど

やはり自分は最新機種を手に入れてチャレンジするという姿勢は保ちたいと考えてる

 

ラッキングAFもAI導入でより進化していき

ゆくゆくは人が撮らなくても…となるのかもしれない

その時まではきっと自分はカメラを使って写真や動画を撮り続けると思う

カメラの進化と共に自分も進化していきたい

そんなことを思った1枚だった