koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

初心

蒸し暑くて空気が重い

1年の中で1番苦手な時期……

暑いと全てのやる気が失せてしまう

 

やっぱ冬が好きだなー

 

今年の冬こそ

新潟あたりに雪景色を撮りに行きたい…

とこだがさて、その資金は残っているのか…

 

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さて今日の話題「初心」

 

初心忘れるべからず

 

この言葉はよく出来ているなぁと思う

色んな解釈があるとは思うけど

上手く撮れなくて歯痒い思いをしていた頃

SNSで見る他人の写真と比べてため息をついてた頃

その時の気持ちを忘れるな

これはきっと釘をさすというよりも鼓舞

お前はここまで這い上がってきたじゃないか

という意味で使うのがこの記事では正しいのかもしれない

 

自分にとって50mmの単焦点レンズは

写真と真剣に向き合ったレンズであり

それはすなわち自分の内側とも向き合ったレンズとも言える

 

人によってはこれが35mmだったり85mmだったり28mmだったり…

そもそもズームレンズだからよく分からんという人もいたり…

 

スタジオでの撮影の辞めてから

自分はどのマウントの時も必ず50mmの画角の単焦点レンズを手に入れてきた

この画角ならば自分は自分らしい写真の撮り方が出来る

そう思える画角が50mmだった

 

自分らしい被写体の見つけ方

自分らしい被写体の撮り方

 

これが自分が写真を撮り続ける上で

とても重要なモチベーションだと思った

 

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X-H2S  XF35mm F1.4 R

 

久々にXF35mm F1.4 Rを使った

 

ここは鎌倉にあるカフェ

DRESSY ROOM & Tea

自分はよく知らないがとある番組のロケ地になったとかで彼女が行きたいというので行ってみた

採光部が大きくとられた自然光だけで十分明るい店内は写真撮影には最適だった

紅茶が美味しく2階なので外からの目も気にせずゆっくりくつろげる空間だった

dressyroom-tea.pla-cole.wedding

 

 

狭過ぎず、でも決して広くはない50mm

限られた枠の中で自分が撮りたい物をいかに魅力的に写すか

それを試行錯誤して辿り着いた1枚こそが自分が撮るべき1枚

それが自分が撮る理由

理由なんていらないのだけど

あえて述べるならきっとこういうことだと思う

 

初心と下心が紙一重だった自分が

幾度となく初心に立ち返って写真を見つめ直してきた

今をよりもっとアップデートしていきたい

XF35mm F1.4 Rはそんな風に思わせてくれる

とてもとても大事なレンズ

 

いつだって自分の写真にはXF35mm F1.4 Rのエッセンスがある

そんなことを改めて思えた、そんな写真だった