koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

X-H2S × XF50-140mm

安くなってたのもあって

ヒートテックタイツを極暖から超極暖に

これはもう快適すぎる

バイク通勤も苦じゃなくなるし

着圧キツくないから履いててしんどくないし

あったかいというか寒くないってのが快適

 

いいものを開発してくれた

 

これなら寒冷地への撮影も怖くない

 

 

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さて今日の話題

「X-H2S ×  XF50-140mm」

 

昨年7月末にお借りして撮影した時の話

 

そもそもなんでこの話題を

早々に記事にしなかったのか…

 

まぁきっとあの当時は

とりあえずX-Pro3しか頭になかったんだな

 

 

いわばリトルGFXと言った見た目

操作系も近くて一見使いやすそうに見えたが

露出補正が分かりにくくて

少し設定を確認しないと理解できなかった

(GFX50SⅡはレリーズボタン近くにある)

 

ファインダーは流石

とても綺麗でテンションが上がるファインダー

ミラーレスだからこそEVFのクオリティにこだわって欲しいと思っているのでここはかなり評価が高い

 

グリップは指の付け根あたりに隙間ができる

これはきっとグリップの側面がややフラット気味だからだと思う

というかX-T5のグリップが良すぎる

そこと比べるとX-H2Sは指のかかりで持つ感じ

ホールドっていう程のホールド感は自分はあまり感じなかった

(手のひらが大きくて指が短い)

ただXF150-600mmをつけてもしっかりとハンドリング出来たのでかなり頼りになるグリップではある

 

背面ボタンの位置はよく考えられている方だとは思う

富士フイルムは機種ごとにボタンの配置が違うことがあって、それを不満に思う人が少なからずいる

今回は割と無難な配置だとは思う

スティックの位置もまともだし(X-T4はヤバい)

ただ初見で分からない操作が割とあった

そこは慣れのような気もするので言及しない

 

 

そして肝心の描写はというと

 

 

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X-H2S  XF50-140mm F2.8

 

端正な描写が魅力のXF50-140mm

一瞬の表情すら逃さず撮影できるのはX-H2Sの積層型センサーのおかげだと思う

 

撮影後、現像とレタッチを経てプリント

そこで驚いたのはX-TransⅣとは比べ物にならないくらいX-TransⅤの描写はプリントにしても程よいシャープネスとコントラスト、解像感に嫌味がなくまるでラージフォーマットで撮影したかのようなしっかりとしたものだった

 

かといって比較すると圧倒的にラージフォーマットの方がリアリティがある描写

レタッチすると分かる情報量の多さ

ここは覆すことはできていなかったが…

 

はっきり言ってAPS-Cであの描写

あのプリント結果ならかなり実用的

トリミングするならばX-H2やX-T5の方が有利

しかしAFの信頼度の高さはやはりX-H2S

 

動物の撮影を経て感じた富士フイルムの新しいセンサーはとても頼もしい魅力に満ちたものだった

そしてX-H1から進化を遂げたX-H2Sはこの先何年も使い込んでいける素晴らしいハードウェアになっていた