koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

マクロとミクロ

来週から約1ヶ月

X-H2Sを借りることができる

あくまで借りるだけなんだけど

それでも1ヶ月のレンタル費用考えたら

役得というか…

Xコンシェルジュでよかった

 

複数台での動画撮影も考えてるから

次はガッツリ動画撮影で使うぞ!

 

 

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さて今日の話題「マクロとミクロ」

 

 

経済のお話ではないし

啓発的なお話でもない

 

XF90mmを使っている時の頭の中を

自分なりに分析してお伝えできたら

というお話

 

過去記事で散々XF90mmをベタ褒めしてきた

このレンズはベタ褒めせざるを得ない

だっていいんだもの

めちゃくちゃいいんだもの

 

まずは写真を

 

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X-T4  XF90mm F2 R LM WR

 

スペックは割愛(詳しくはリンクへ)

フジノンレンズ XF90mmF2 R LM WR | Lenses | 富士フイルム Xシリーズ & GFX

 

 

XF90mmで撮影している時の自分の頭の中は

マクロとミクロの視点から被写体を探している

被写体がいる世界とその中での被写体のあり方や規模感を見定めている

というとなんかかっこいい気がする

 

シンプルにいうと寄れるからクローズアップ撮影が楽しい

ってことだな、うん

 

XF90mmでスナップを撮っている時

被写体のサイズや周囲のサイズ感との違和感が少ない

これは35mm換算で135mmという画角

望遠の画角なので圧縮されているからだと思う

遠近感が付きすぎると違和感がある

しかしながら300mmくらいの画角となると圧縮されすぎて

それも逆に違和感がある

135mmは自分の視野にとって程よい圧縮感を感じられる画角なのかもしれない

 

被写体を見つける時マクロの視点で探すときは

大きな声を出さないと届かない距離感を目安にしている

大体3mから5m程度だろうか

いやこれ以上離れても声を届かせることはできるよ

というご指摘は不要(あくまで例え話ね)  

XF90mmでは被写体が在る世界とその世界が日常的な雰囲気で撮れるのが

この3mから5m程度の距離感ではないかと思っている

ポートレートで言うなれば

被写体とその周辺の環境や状況も入れた写真が撮れる距離だと思う

 

ではミクロの視点では

普通の声で話して聞こえる距離感

もしくは大きな声を出しても届かない距離感

このふたつの距離感で撮影時に画角を踏まえた構図を考えることが多い

普通の声で話して届く距離はこのレンズの最短撮影距離である60cmから

1.2mから1.5m(個人差あり)程度だろうか

この距離感であれば上に載せた写真ような小さな被写体が在る世界と

その世界を入れて構図を考える

マクロレンズ的な使い方に近いのかもしれない

そして大きな声を出しても届かない距離感の時は

遠くのビルや鉄塔、風景撮影に近い距離感で構図を考えることが多い

 

 

これが自分のXF90mmを使っている時の構図の考え方

歩きながら被写体との距離を見てシャッターチャンスを伺ってる

この距離感が分かると次は光を読んだり

背景のボケにも意識が向くようになる

この話はまた別の記事で

 

レンズの焦点距離毎にこの被写体との距離感というのは違っていて

例えば XF35mmを使っている時はどちらかというと被写体に対してグッと寄ることが多い

ワーキングディスタンスを詰めて背景ボケの量を増やすことが多い

 

と言ったように各レンズ毎に

自分と被写体との向き合い方が変わる

それを理解しているとシャッターチャンスに強くなる気がする

きっとみんなも言葉にせずともなんとなく分かっていると思う

一度自分の頭の中を整理する意味も込めて文字にするとより理解が深まると思う

 

XF90mmを使って気付いた

写真を撮る時の構図の考え方のお話

長くなったけど、最後まで読んでくれてありがとう