モノクロにしただけなのにどこかドキュメンタリーチックな画になるのは何故なんだろう…
過去記事でも中判センサーで撮るモノクロ写真の話は何度かしてるように、やはり階調が豊かな分モノクロにしても本当に120判で撮ってるような気がしてくる
硬調、軟調問わず自由度の高い画作りができる
GFX50SⅡ GF35-70mm
何度か撮ってるうちの1枚
この時トーンカーブの設定を変えたのを覚えてる
ILFORDのDELTAやKodakのTri-Xみたいになるといいなーと思ってシャドーを強めにした
夜だったので諦めるところは諦めてしまえとアンダーにした割にはしっかりと残っている
X-Pro3のカスタムにもACROSを入れてるくらいにモノクロ好き(一応RAW残してるけど)
デジタルなんだからあとで色情報破棄してしまえばいいじゃんって言うのとは違うんだよな
撮ったその時その場所で感じたことを100%の純度で持てるのは自分だけ
そこでモノクロを選択するっていう価値観を大事にしたいし、それが"自分"が撮る意味だと思う
過去に撮った風景が台風で吹き飛んでしまったことがあって
その写真はX-Pro2にACROS、グレインエフェクトをかけて撮ったんだけど、その写真は何故か気に入っていて何度も見返す
その時毎回ACROSにして良かったと思う
それがもう誰も見れない景色だと思うと色のあるこの風景は自分の中にしか存在しないってなんか特別に思えるんだよね
安パイでRAW残すくせに何言ってんだって思うけど、モノクロは良い
ただそれを言いたかっただけ