今朝はだいぶ涼しくてとても快適だったけどやっぱりまだまだ暑い
こういう時期が一番体調崩しやすいから気をつけねば
やりたいことが多過ぎて体調を崩してる場合ではない
この季節が終わると自分は花粉症のシーズンを迎える
とはいえ春花粉とは違って3週間程度で収まるから
対策をして構えたことなんてないけど
しんどい季節だけど積極的に出かけたくなるし
割と好きな季節
------------------------------
さて今日の話題「タイミング」
これは撮影における自分なりの注意点の話
撮影中、シャッターを切るタイミングを伺うことがある
例えば撮ろうとしていた構図の中に通行人や車が写り込んでしまうとか
まばたきをしない瞬間を待つとか
イメージしている仕上がりに近づける為に、タイミングを待つというのは大事なことだと思う
フィルムで撮影していた時は基本的にはマニュアルフォーカスでピントを合わせて、解像度を上げる為というのと念の為という2つの理由のもと軽く絞っておくという撮り方をしてた
まず間違いなくフィルムカメラはOVFなので、ピントを合わせる時はファインダー内でピントの山を掴む合わせ方をしてきた
念の為、というのは万が一被写界深度から外れていた場合を考慮して、というのと自分ないし被写体が前後にズレて撮影距離が変わってしまった場合を考慮してという2つの意味がある
フィルムという有限性のより高い記録媒体をデジタル時代に使っているからこそ、撮り直しへの気持ちが後ろ向きになり結果安牌を取る方法になる
もちろん表現のひとつとして絞り開放のネムイ写りもそれはそれで良いのだけど
では、最新の機材ではどうだろう
絞り開放から解像度の高いレンズが増えてきてAFは正確になってきた
解像度を求めて絞るという時代ではなくなりつつある
(解像度を高めないという趣向もあるし)
それでも被写界深度の理屈は変わらないし、ましてや被写界深度の浅くなる大口径レンズではそこは特にシビアに考えるべき点だと思う
手前の茂みを前ボケにさせたいというのとGF80mm F1.7 R WRの魅力的ななだらかなボケを利用して立体感を出したいという狙いがあって絞り開放にした
この撮影の時、真ん中の階段を中心に2人の距離感がなるべく同じになるタイミングを待っていた
シャッターを切ろうという少し前に再度AFしなおした
自分では前後にズレている自覚はないけど、自覚なく身体が動いている可能性もある
その為に再度AFした
GF80mm F1.7 R WRの被写界深度はとても浅い
これは撮影距離が離れていても感じるし、そもそもピント面の解像感がとてつもなく高いので少しピントが甘くなっただけでも分かってしまう
大口径レンズは突き詰めると扱いが難しく、気楽さがなくなっていく
それがいいか悪いかは人によるけど、自分は好きだ
撮影のタイミングは自分次第
通行人を入れて初めて完成する画もあれば、少しズラすことで不調和な調和が出来上がることもある
人の数だけタイミングがあるからこそ、自分が撮り、他人も撮ることの違いや差を楽しむことができるのだと思う
シャッターを切るタイミングというのも、その人の感性のひとつだと改めて思った