koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

フィルム風な描写を求めた先に

さすがに疲れが出てきた

体調は崩してないけど

連休は上手く時間を使ってやることやらねば

 

SNSが活気付く大型連休あたりに

5月に撮り終えたMVの公開をする予定

これの最終工程がまだある

 

バンド活動もやることだらけ

いい歳した大人たちが集まってやってるので

時間を大事に、繋がりを大事に

 

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さて今日の話題

「フィルム風な描写を求めた先に」

 

デジタルでフィルムを再現する

 

とかいうのが流行ってどれくらい経つだろう?

最近あまり言われなくなってきた気もするけど

販売する側として言われるのは

「フィルムっぽく撮れるデジカメが欲しい」

これだね、これよく言われる

特に10代の人たちから

要は、フィルム高いからデジカメでいいけどレタッチとかそういうのメンドイんで撮っただけでフィルムっぽくなるやつください

ってことだと思う

(これに関してはTwitterで誰かが長々と言ってた)

 

フィルムっぽさに憧れるのは何故だろう?

 

これに答えが出るとは思えないけど

自分はフィルムっぽい仕上がりが特に好きだけど

それだけが富士フイルムのカメラの魅力ではないと思ってる

今回はこれが主題ではないので割愛するけど

 

これの根底には色の探求があるからだとは思う

 

これは好みがあるので答えが出ない

好みは変わるし、流行り廃りの中で語られる部分もあるとは思う

でも自分の中にあるひとつの答えは

「撮れるものならばフィルムでも撮っていたい」

これだ

フィルムの価格高騰は自分にとってダメージだった

好きなフィルムがあって、その為に買った最高の機材

わずかな期間で手放してしまったけど(フィルム2本しか撮ってない)

 

Canon EOS-1VとLレンズでフィルムでの撮影をしっかりとやっていこうとしていた矢先

常用していたフィルムの値上がり

うまくいかないものだな…とそそくさと機材を全て売却

X-S10と併用していた時期があったが

フィルムシミュレーションとX-Trans Ⅳの組み合わせがとても良くて

そそくさとフィルムカメラの機材は売却した

 

フィルムカメラをメイン機材にしていた頃

傍にあったのはX-T1だった

その時思っていたのは「最新を追うのはしんどい」だった

これは正直今も変わらない

それでもデジタルカメラから完全に離れられなかったのは

デジカメの確実性の高さがあったと思う

 

カメラの故障は突然起こることがある

これはフィルムもデジタルも同じ

でもフィルムカメラの故障は永遠の死となることもある

この“使い捨て”かのような機材との別れにも疲れていた

自分は過去に3回同じフィルムカメラを買ってる

突然死で有名(?)なCONTAX TVS

 

描写は最高

ズームレンズとは思えない程、とても好きな描写だった

でも3度も出先で突然死したら流石に嫌になる

その日のために用意したいろんなフィルム

壊れたカメラはただの持ち物になってしまう

結局X-T1で撮影する

もうフィルムでの撮影に嫌気がさしていた時にフィルムの値上げ

そりゃフィルムやめるって

 

 

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X-Pro3  XF23mm F2 R WR

 

最近ほんとこの組み合わせでしか持ち出してないな

 

デジタルでフィルムを再現する

 

これはコスパや確実性もあるかもしれないけど

精神上安定して写真を撮っていく為に必要な打開策かとも思う

意図してフィルム風を考えたことはあまりないけど

(富士フイルムのカメラが勝手にやってくれる)

クラシックネガの存在、そして描写をうまく作り分けているフジノンレンズがあってこその今だと思う

お気軽にフィルム風の写真を撮っていきたいなら

クラシックネガを搭載している富士フイルムのカメラがベストだと思う

 

フィルム風な描写を求めた先にあるのはコスパや確実性

そして好きな写真撮影を安定して楽しむ為の対策

不必要なリスクを負わずに写真を残していく

好きなものを残したいが故のアイデアだと思った