今日は暑いけど出かけるぞ…
音楽活動の日
他にも色々やることあるので
午前中には出発するけど
車移動でもしっかりと熱中症対策しないとね
体調崩している場合ではない
この酷暑、無事に乗り切りたい
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さて今日の話題「ぶれ」
ぶれといえば一番身近なのは手ぶれだと思う
他にも被写体ぶれというのがあるけど
今日はそんなぶれに関するお話
まず前提として書いておきたいのは
ブレるというのは悪であるとは限らない
ということ
表現したいことのひとつとして「ぶれ」を取り入れるのはアリだと思う
通行人を残像でフレームインさせてみたり
あえて動き出した瞬間にシャッターを切って躍動感出してみたり
ブレているからダメな写真とは決めつけることができないと思う
以前、ポートレート撮影を始めた頃のこと
まだ知識も技術も全くなかった自分はただ楽しく撮っていたし
被写体の方も経験が浅いのかリアクションが良かった
そこだけはそこのみで完成された撮影の時間だった
その方がSNSにその写真を掲載したら
拡大しないと分からないような微妙なぶれに気付いてコメントした人がいた
「ぶれとかいいから表情とか服とかロケーションを見てよ」
と被写体の方は返答したが結局その投稿した写真は次の日には削除された
「コメントが気分良くなかったと思うけど気にしないで」
「せっかくよく撮れてたのにコメントうざかったから消しちゃった…」
とわざわざ励ましの連絡まで入れてくれるような気さくな方だったのでその後も撮影は何度かしたけど…
この経験を経て自分が「ぶれ」に対して持った認識は
被写体の魅力を伝えるには基本的にはブレない方がいい
これだった、これは今も変わってない
簡素に説明すると
手ぶれも被写体ぶれもシャッタースピードが関係していて
(XF35mm F1.4 R使用時は53mmになるので1/125以上)
であれば理論上ではブレない
今はIBISもあるのでこの理論を超越した撮影ができてしまうので必ずしもこの理論が当てはまるわけではないけれど
被写体ぶれに関しては被写体の状態によって変わるので具体的な説明は避けるけど
“いかにその被写体に興味を持ってどれだけ観察しているか”
が結果に出ると思ってる
観察しトライ&エラーを繰り返す中でベストな設定を見つけていく
これが技術向上の王道だし近道でもあると思ってる
真面目なのかと思われるかもしれないけど
納得できないことが嫌な性分なのでこだわってるように見られやすいのだと
最近何となく自分のことがわかってきた
X-Pro3 XF23mm F2 R WR
酷暑、道に迷う人たち
それぞれが違う方向を向いているのに向かう先は同じ
不思議な光景だと思う
ウエストレベルでノーファインダー撮影したので角度調整やトリミングしているし
歩行中だったのでとにかくちょっと絞りたくてF値は不思議な数字になってる
あとスマホならば拡大すればわかるくらいの微妙なブレもある
(13インチPCだと見ればわかるレベルでブレてる)
じゃあこの写真、ブレているからといって何も伝わらないだろうか
この写真は伝えることが目的ではないのだけど
ぶれていることでブレるのは写真を見る側の興味であって写真自体の価値ではないと思う
誰かに見せる為の写真であれば
ブレないというのはその被写体の魅力を邪魔しない
ということだと思う
ぶれてても好きな写真というのはあると思う
それはそれでいい
他人からの「ぶれている」というリアクションも“気付き”だと思う
だけど「だから何ですか?」「ぶれに気づけて偉いでちゅねーとでも言えばいいの?」
というのが自分の内心の本音である
重箱の隅をつつくことが写真の楽しみ方である人もいる
SNSでは特にね
そんなことはどうでもいいんだよ
被写体を見てくれよ、その被写体に興味を持った自分のマインドに興味を示してくれよ
と思う
ぶれに対する認識は変わらないけど
それよりも記録できていることの重要性が大きい
許容ではあるけどその時にシャッターを切っていた自分を褒められれば
それでいいのではないかと、今では思う