koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

35mmスナップ

いろんなことが一気に始まりそう

 

そこには期待と同時に責任もあり

ひとりでは完結しない自分の世界に対して

自分はどうあろうかと

それは誰の為なのかと

それらを大事にしようと思うばかり

 

始まり、そして終わる

これを繰り返していくのが人生ならば

やはりプロセスにこそ真価あり、と

 

そんなことを思った、週明け雨の月曜日

 

 

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さて今日の話題「35mmスナップ」

 

改めて35mmの画角でスナップ撮影をして

気付いたことや思ったことをお話しようかと

 

Xマウントで35mmの画角といえばXF23mm

 

この画角への苦手意識があった自分が

この画角を好きになるきっかけになったのは

NOKTON 23mm F1.2のおかげ

しかしやはりAFがいい!となったので

早々に手放し、状態のいいXF23mmの中古を待っていた

というのがここ半年くらいの流れ

 

MFな分、しっかり構図を練ったり

実は写したくないものが入り込んでることに気付けたり

そもそもレンズが小さいし…

MFなりの良さももちろんある

ただAFレンズはMFできてもMFレンズはAF出来ないし、反射神経で撮るスタイルには少し難しいレンズではあった

描写がとても良いのでしっかりと撮りたい気持ちが先行して、一瞬でシャッターを切りたい瞬間を何度も見送ってきた…

 

じゃあAFの時は雑多に撮影しているかというと

別にそうでもない

 

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X-Pro3  XF23mm F2 R WR

 

AFである必要は必ずしもない写真ではある

むしろMFで絞ってゾーンフォーカスするのとあまり変わらない気もする

事実、被写体である歩行者にはピントは合ってない(被写体ブレしてる可能性もある)

この写真に限ってはノーファインダーでの撮影をしている

AF云々よりもむしろ画角のちょうど良さの話

 

普段であればXF16mm、つまりは24mmの画角でノーファインダー撮影をしてる

それだとあとでトリミングすることがほとんどで、しかもかなりトリミングする

XF23mmだとほとんどトリミングせずとも欲しい感じの画になる場合が多かった

これは自分の中で新しい発見だった

被写体や状況を含めた画にしたいと思った時

35mmの画角は画としてのバランスが撮りやすく、今の自分の撮り方やイメージするものと近いように感じた

きっとこれは時期やイメージによって変わるので他の画角でも同じ事を感じると思う

 

被写体と街と光と影と

それらをちょうどよく切り取れる

そんなスナップ向きのレンズ

それがXF23mm

今自分が所有している2本のXF23mmの比較に関しては次の記事で話そうと思う