koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

被写体を目前にして

今日は天気が悪い

少し肌寒くて

季節感が1ヶ月くらい巻き戻った感じがする

 

基本的には冬の方が好き

 

でも富士フイルムの色調って

梅雨の時期上手くハマること多い気がする

 

なんだろ、ちょうど良い感じ

 

今日はひたすらPC前で作業

 

そんな雨の火曜日

 

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さて今日の話題「被写体を目前にして」

 

最近ネタに困らなかったから

長文書きまくってた気がするので

今日はあっさりとした文章を心がけたい

 

 

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X-H2S  XF35mm F1.4 R

 

このふたりがここに立ち止まったのは一瞬

次の瞬間には歩き出していて

2度と同じ光景は撮影できなかった

この時自分が変えた設定は絞り値だけ

あとから変えるのが難しい被写界深度だけを優先に考えて絞りをF9にしてシャッターを切った

 

しっかりと設定をして

自分の理想に近い状態をEVFで確認して

シャッターを切る

 

これはたしかに理想な撮影

 

でも待ってくれる被写体ばかりではないし

もう2度と同じ光景に出会えない

その瞬間を撮影できるとしたら

なるべく枚数を多く撮りたいと自分は思う

 

最初の1枚がダメでも

次の1枚がいいかもしれない

トライするチャンスがある限り撮りまくる

その中にベストな1枚があれば

それでいいのがデジカメだと思う

 

誰しもに平等な「時間」という概念の中で

頭を使い、操作して、設定や構図を決める

そこに割ける時間が短ければどうしても限界がある

だから撮影する上で自分にとって必要なことを優先する

 

撮りたいという気持ちが働いた被写体を前に

撮ることが出来なかった後悔をするより

とりあえず撮ってみる

これが今の自分の撮影スタイル

知識、経験、直感、運

これらも大いに関係はあるだろうけど

シャッターを切ることは誰でも出来る

 

構図や設定は独自性が出る

それこそ自分が撮ることに意味があると思う

以前の自分なら少し姿勢を低くして撮ってたと思う

日の丸構図にしなかったかもしれない

でも今の自分にとってはこれがベストな1枚

 

瞬きすら惜しいと思うくらい素敵な光景を前に

多くのことを冷静に考えるなんてきっと難しい

それよりもこの瞬間を記録したいという気持ちを優先したい

 

被写体を目前にして

この光景を絶対に撮りたい

そんな気持ちがこの1枚を記録させたんだと思う

気持ちが向くから被写体は記録される

その気持ちを大事にこれからもシャッターを切りたい