X100Vが出荷されつつあるという
裏情報(?)が出回ってる
まことしやかな話だけど
富士フイルムの供給不足は
おそらくしばらく解消されなさそう
基本3ヶ月待ちだから
欲しいものあったらすぐ買おうな
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さて今日の話題「X-H2S レビュー」
約1ヶ月使用してのレビュー
1ヶ月間とにかく写真も動画も撮って
感じたこと思ったこと
良かった点悪かった点
総まとめ記事にしようと思う
文字だらけの記事になるので
覚悟してね
X-H2Sの基本スペック等は
FUJIFILM X-H2S | Cameras | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
ここを見てね
まずユーザーインターフェースに関して
ボディの厚みやグリップの形状は見た目の通りガッシリとしていてX-S10の親分みたいな感じ
グリップがややフラット気味で
自分の手だと少し隙間が出来る
その分しっかり握らねばという意識が生まれる
バリアングル液晶がX-T4と比べて
出しにくいのは難点
いやもしかしたらこれも自分だけかもしれない
指を入れるスペースがなんか微妙で
開け閉めが面倒だったので液晶を使った撮影は
ほとんどしてない
ファインダーはかなり綺麗で
X-H2Sを使った後にX-T4を使うと
ファインダーの見やすさ、綺麗さに
大きな差を感じた
倍率の低いX-Pro3とでは圧倒的な差があった
シャッターフィーリングは
X-H1よりもしっかりはしてるけど
X-T4よりは柔らかい
違和感や不快感がなくて
撮ることに集中できた
ボタン配置はややクセがあると感じた
サブ液晶横のボタンは自分は地味に押しにくい
と感じたので
大した役割は振らなかった
フォーカスセレクターが普通のボタンになって
不便さがないわけではないけど
自分が撮る被写体や撮影方法では
大きな影響はなかった
瞬発力で言えばセレクターの方がいいけど
確実性を考えるとボタンでもいいかな
露出補正も背面右側のダイヤルでの操作に
慣れてしまえばむしろ楽
硬めに設計されてるのもありがたい
CF Expressになったメリットは
動画のバックアップにかかる時間が
従来(X-T4、SDカード)に比べて
1/10程になった
これは思わぬ成果で快適だった
カードリーダーによって転送速度が速くなるものもあるようなので慎重に選んだ方がいいかもしれない
続いて性能面
のようで
スピードや精度がとても高くなっていた
特にコレを目当てに購入する予定なので
確認出来たのはありがたかった
暗所でのAFや被写体認識の素早さ
これまでの富士フイルムのカメラとは
大きく違う良くなった部分だと思う
この成果がGFXにも反映されたら嬉しい
描写と解像感は第4世代で感じた
現実味のあるシャープネスと
ノイズの少ない綺麗な画質
これをブラッシュアップさせた感じ
GFXで感じた無理のない描写に
近いものを感じたのでGFXのサブとしても
十分使っていけそうだと思った
正直GFXでレンズを拡充していくより
Xマウントで増やした方が金額的に
2倍早いのでX-H2Sで状況はかなり変わった
とはいえGFXの方が描写は圧倒的にいい
置き換わることはないと思う
ホワイトバランスが変に転ぶことが
少なかったのも良い点
富士フイルムのカメラはたまにおかしな世界観を見せつけてくるけど
(夕陽撮ってたら空が青くなるとか)
そういうのがなかったので安心感がある
動画に関して
6.2Kの画質の恩恵を受けられるモニターがない上にまだ編集にも使ってないので不明だけど
ノイズの少なさに関してはセンサーサイズのメリットもあってGFXよりも良かった
インターフェースとしては
S.Sの物理ダイヤルがあった方が楽だとは思うけど設定を作り込めるのでそこまでの不便さはない
撮影環境に応じた事前の設定とその場での判断があれば富士フイルムのどのモデルよりも扱いやすいと思う
基本MFで撮ったのでAFに関しては確認してないけどスチル撮影時のAFを見る限り
これに関してもこれまでで1番いいと思う
写真、動画両方含めてバッテリーの持ちは良く
動画は2時間撮りっぱなしでバッテリーは残り40%ほどだった
これはMFだったのもあるとは思う
重さ660gを感じることなく1日ぶら下げててもしんどくなることはなかったので
実用性を極めたカメラとしては重くないのだと思う
以上が使ってみて感じた部分
明日は作例を交えた記事にする予定