koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

質感

2日間で都内を5万歩ほど散策した

日暮里を軸に行動してたくさん撮影した

久々にポートレートも撮ったし

大満足

 

来月はほとんど撮影には出かけず

編集作業を進めたり

MV用の作曲したり

色々とやること山積み

 

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さて今日の話題「質感」

 

GFX50SⅡ、そしてGFレンズだからこそ撮りたくなる被写体というのがある

 

今までの撮影はいわば形の記録

その形状を見て撮りたいと思うかどうかでシャッターを切るか判断してた被写体がある

そもそもこんな考えGFX50SⅡを手に入れていなければ持たなかったのだけど

ラージフォーマットで写すと生々しい程の質感描写が楽しめる

GFXを手に入れてからは被写体自体の質感も記録したいと思うようになった

 

人や動物、植物や水、そして食べ物までもその質感が生々しく撮影できる

 

真の意味で記録

 

将来、写真を見返した時質感までしっかりと記録されていればきっとまた違った楽しみ方ができそうだなと思う

 

写真の楽しみ方に制限もなければ上限もない

そう思うこともGFXを使っているとたまにある

 

それを思って前回の熊本旅行ではGFXのみにしたいと思ったのもある

3日間の記録を惜しみなくラージフォーマットで鮮明に、質感まで

食事の全てをラージフォーマットで記録したし

霰吹き荒む阿蘇の山々もラージフォーマットで

彼女の妹さんの赤ちゃんのニューボーンフォトも

 

全てGFXだけで撮ったのはある種縛りのような気持ちでいたけど

結果として大正解だったなと思った

大きいから、重いから、人の目が気になるから

 

今更何を気にしているんだ

 

そう改めて自分と向き合えた3日間だった

 

 

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GFX50SⅡ  GF35-70mm F4.5-5.6 WR

 

こんな岩石、撮るに決まってるじゃん

 

どんな成分なのかも名前のある種類の岩なのかも分からないけど

何か圧倒的なパワーのようなものを感じた

引き寄せられた気がした

 

阿蘇にはパワースポットと呼ばれる場所があるらしい

あまり他人が定めた”そういうもの”にあやかったり興味を持たないので

行かないとは思うけど

阿蘇は大きなパワーが秘められた場所だというのは身体で感じた

 

若かりし20代の頃

未熟さ故に行き詰まった時、自分の小ささを感じるために

よく海を眺めに行っていた

もし自分がその頃に熊本にいたらしょっちゅう阿蘇に行っていたと思う

 

GFXの質感描写の良さはきっとこんな小さな記憶も蘇らせてくれるに違いない

 

そう思えるほど、GFXの描写に夢中なのだ