koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

35mmのスナップ

4月にX-Summitの開催がアナウンスされた

いよいよXF8mmか

 

そしてボディも発表になるといいな

 

X-Pro4かな

 

心の準備と金の準備しとこかな

 

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さて今日の話題「35mmのスナップ」

 

これはNOKTON 23mm F1.2を手に入れてからのスナップ撮影の価値観が変わったお話

 

先日の記事でも書いたように

NOKTON 23mmはマニュアルフォーカス

ピントリングを回してフォーカスする

 

これまでスナップといえば

XF18mm F2 RやXF27mm F2.8 R WR、XF35mm F2 R WRあたりを使ってきて特別不便さもなかった

これだけあればだいぶ楽しめる

そう思っていた

 

NOKTON 23mmを手に入れてから

35mm換算35mmの画角というものの苦手意識が克服され、今では常に付けているレンズだ

 

では克服されたと感じてる部分はどこなんだろう

 

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X-Pro3  NOKTON 23mm F1.2

 

フレーミングへの執着を捨てた

 

これが克服、価値観が変わった部分だと思う

入れたくないものを断固として入れない

これは間違いではない

でもこの考え方のせいでシャッターを切らなかったことが35mmの画角の時は多かった

今ではトリミングありきでシャッターを切ることも前より増えた

それでも満足出来ればそれでいい

NOKTON 23mm がそれだけ周辺が歪みにくいからというのもある

 

入らないものを無理に入れないというのも自分にとっては踏ん切りが付かなかったというかそういう発想もなかった

入らないのなら撮らないというのが今までの考え方だった

入らなくても撮る

これもまた大事なのかもしれないと思った

 

そしてパースペクティブと被写体配置も意識が変わった気がする

 

上のフレーミングの話にも通ずるけど

アウトフォーカスした物を無理に入れない

これも今までは違ってた

欲張って入れようとしてたことが多かった

 

そのあたりを諦めたら気楽になった

他の画角よりもむしろ思い切りのある写真が撮れたり、試行錯誤をしようとしなくなった分撮れてる枚数が多い

そこまた学ぶものも多いし、35mmを避けてきた分その良さが少しずつ分かってきて楽しい

 

諦めるとは悪いことではない

視点を変えるという考え方も出来る

 

そんなふうに価値観が変わった

 

NOKTON 23mm F1.2との出会いでそんなことを思った