koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

撮影距離

今日はバンド活動の日

仕事の時よりも早起きして

念入りに準備して

 

やっぱ趣味って大事だなって思う

 

大事にしたい物事があればあるほど

それ以外も大事にしようと思える

 

仕事(収入)あってこその趣味

 

音楽を仕事にしようとは思わないけど

何らかの形で音楽に関わりながら仕事できたらいいなって思う

アー写撮影とかそろそろやっていきたい

 

 

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さて今日の話題「撮影距離」

 

先日、絞りに関する記事を書いた

読んでくれた人、ありがとう

主に露出に関わるものとして絞りに対して理解していることや思っていること考えていることを書いた

もちろんボケ量にも関わることなんだけど

絞り値だけがボケ量を決めるわけでないので

ボケに関してはあまり書かないでいた

今日の記事は、絞りの記事の補完としてのお話

 

以前、カメラを買い替えたいという人の買い物を手伝ったことがあった

MFTを使っていたけど、センサーサイズを大きくしたいのと富士フイルムのカメラが欲しいとのことで相談を受けた

その時は富士フイルムの機材は中古がとても安く、今では考えられない金額で出回ってた

限られた予算内での案内だったけど

X-T1

XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

XF50mm F2 R WR

を購入することになった

MFTのボディとレンズを下取りに出しても持ち出し5万円程度だった

ちなみに今はX-T1だけで5万円を超えてくる

 

前置きが長くなったけど

そのあと使い方を教える為に散歩しながらスナップ撮影をして途中、休憩してた時のこと

「F2って意外とボケないんだね」

という話になった

それもそのはず

撮影距離が3m以上はあるであろう信号機や壁に立てかけてる自転車を撮っていたのだから

もちろん必要なボケ量などは個人差がある

常に絞り開放!!とかなら雑に35mmセンサーのカメラを勧めておけばいいのだけど

絞って風景を撮るとか家の内装を撮るとか

そうなるとS.SとISO感度の関係で扱いが難しくなる

何がベストかは個人が決めることだけど

APS-Cというセンサーサイズはやはり楽だと思う

XF50mm F2 R WRは中望遠ながら寄れる

ボケ量もそれなりに求めることができるけど

残念ながらあまりボケが綺麗な印象はなく

結局XF56mm F1.2の存在感が引き立つ

ボケにこだわらないのなら中望遠にしては小さくて軽いのでおすすめではある

 

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話は戻して撮影距離

 

フォーカス面は自転車と人で

前ボケを入れて立体感をつけた

後ボケはあえてハイキーにして人のシルエットとの差がハッキリつくようにした

この撮影距離ではさすがにボケ量も小さくなる

しかしながら十分ではないかとも思う

ボカすだけが被写体を際立たせる技術ではない

背景がいかにシンプルか、そしていかに意味があるか

ボケている背景にさえ意味を含ませることで被写界深度の微妙な深さを利用することができる

 

つまり撮影距離を詰めることが出来れば大きくボケ量を得ることができる

寄れるというのはそれだけ重要なスペックだと思う

 

キヤノンソニーニコン

この3社の50mm F1.2のレンズ

キヤノンソニーは最短40cm

意外と寄れる!というのが素直な感想

ニコンは45cm

まぁそうだよね、それくらいだよね

しかしキヤノン RF50mm F1.2の方がソニーのFE50mm F1.2よりも撮影倍率は高いのだ

何故だろう…

これは考えても分からなかったので分かる人に確認して記事に書きたいと思う

同じ焦点距離で同じ近接撮影性能のレンズなのに撮影倍率はメーカーによって違う…

CIPA規格に沿ってスペックシートを作るはずだから嘘ではないと思う

きっとセンサーサイズの関係だろうとは思うが

 

レンズを買う時は最短撮影距離も、そして自分自身の被写体との撮影距離を考えた上で選ぶといいと思う

それは自分の撮り方を見つめ直すと分かってくるはず

もし客観的に見て欲しいということであれば相談のDMはいつでもどうぞ