前ボケと後ボケ
ありがたいことに5月の月間PV数が
過去最高となった
毎日毎日よく書くことあるよな
と我ながら思うけど
あるんだよなぁこれがさ
写真やカメラに向き合うことが
今では楽しみであり仕事でもあり生きがいでもある
そんな感じだから話は尽きないのよ
いつも読んでくれてありがとう
6月もよろしく
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さて今日の話題「前ボケと後ボケ」
一般的には後ボケよりも前ボケの方がボケ量は多いとされてる
前ボケは撮れ高量産技術のひとつだと思っていて、センサーサイズの大小問わず立体感や奥行き感を出せる
コントラストのつきにくい曇天では特に有効な手段だと思ってる
X-H2S XF56mm F1.2 R WR
少しずつ晴れてきた午後の一枚
富士フイルムの緑色は本当に豊かだと思う
柔らかな光を受けて浮かび上がる緑
日陰に沈む緑、そもそもの植物の種類による違い
緑色を豊かに表現してくれているおかげでボケ量だけに頼った立体感ではなく、会話しているふたりの被写体が自然な立体感を持って浮かび上がっている
ノスタルジックネガの緑はどこか優しくて厚みを感じる
画面の中で触れるんじゃないかと錯覚してしまう程に豊かな色調
色調と描写の調和が素晴らしいと特に最近のボディやレンズに思う
極まった、という言い方が近いかもしれない
機能性や確実性を求めているのはどこのメーカーも一緒かもしれない
でも富士フイルムにはそれ以外にも「撮影を楽しんで欲しい」という気持ちを感じる
XF56mm F1.2 R WRには探究心をくすぐる魅力があると思う
ボケを表現とした写真を撮る上でF1.2という極浅な被写界深度は被写体の魅力を浮かび上がらせるには必要にして十分なスペック
幻想的かつ優美なボケを使って何を切り取ろう
ポートレートだけじゃない、スナップや風景、夜景にも
きっと何だって撮れる
85mmの画角から自分だけの世界を見つめることができる
ボケとは人の美意識に刺さる何かがあると思う
扱いは難しいけど被写界深度とうまく付き合って
前ボケと後ボケをコントロールすればきっと自分だけの写真が撮れるはず
最短撮影距離50cm、開放F値1.2
多くの人を魅了し富士フイルムユーザーが愛してやまないXF56mmは進化した
これは写真を撮る人全てにおいて喜ぶべきことかもしれない
と少し大袈裟に言っておく
あぁ…いつ買おうかな