自分の親世代(60代前後)の人には何故か
「日の丸構図はダメ」
みたいな概念がある人が少なからずそこそこいるように感じる
何故だろう…
写真屋でバイトを始めてカメラを始めた頃、構図の話を聞いた時三分割法のことは特に説明を受けたけど日の丸構図のことはあまりよく説明されなかった気がする(その人も親世代)
日の丸構図の効果を知ってから積極的に使うようになった
X-S10 XF90mm
これぞ正しく日の丸構図
被写体の魅力をどストレートに表現する力強い構図
日の丸を横切る人を狙い打ち
(ギリギリまでS.S下げて残像にすればよかった)
その昔ポートレートを始めた頃、その被写体の綺麗な横顔と流れるロングヘアをドーンと日の丸構図でとらえた写真はお気に入りで
その時はシャッターを切るのに必死だっただけで何も考えずに撮ったけど後から見た時それが1番よく撮れた写真だなって思った
写真の基礎とか価値観とかきっと世代間ギャップみたいなものがあって
そこにこだわらずに撮ってる人の写真は年代関係なくどこか楽しそうで力強いし
魅力のある写真だなって思うことが多い
技術や知識、経験では写せないものにも魅力はあると思う
愚直(?)なことも精一杯なことも写真は漏らさず全て表してくれる
だから写真を撮るのはやめられない
そんなことを考えた1枚だった