クラシックネガが発表されて、その色や描写を見た時のことを今でも覚えてる
ああこれだ、これで日々を記録したい
この色調、このニュアンスで過去にしていきたい
そう思ってX-Pro3のカタログを眺めていた
結局初クラシックネガはX-S10まで我慢したのだけど、それからはほぼ全てのスナップをクラシックネガで撮影してきた
2次元の世界に押し込められた風、におい、陽射しや潮風
カラープロファイルの中で語られるあの日のこと
決して色再現度が高いわけでもない、でも取り憑かれたかの様にクラシックネガの世界に魅力されている
X-E4 XF27mmWR
晩夏の光はじっとりとまとわりつくように寂しさを携えてそこに在る
クラシックネガはそんな光の湿度すらとらえてくれる
そんなフィルムシミュレーションだと思う
何気ないその時を記録する、そんな時はぜひクラシックネガを使ってみてほしい