koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

ノスタルジー

今日も今日とてスタジオに

ギターと歌の練習をしに行く

 

ギターでは特に感じないけど

歌はモロに身体を使うから

衰えを実感してしまうし

なんなら空腹では声は出ないし

 

だからステージの真ん中に立って

歌を唄ってる人ってすごいよ

俺には到底無理だ……

まぁ今度歌うことになってるんだけど

 

 

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さて今日の話題「ノスタルジー

 

昨今のフィルムブーム(?)はこのノスタルジーなものに魅力を感じる人たちの波が寄せられてきただけだと思ってる

(自分の職場的にこれ言ったらダメだけど)

カセットテープで音楽を聴いたり

オートパーラー行ってみたり

純喫茶でクリームソーダ頼んでみたり

そんなクリームソーダフィルムカメラで撮影してみたり

ノスタルジーをインスタントに楽しみたい人たちが刹那的に増えただけ

その一瞬のブームに乗っかってkodakがフィルム値上げしちゃったのかもしれないと思うと

ずっとフィルムで撮ってきてた人たちからしたらいい迷惑だよな、って思う

値上げするほかなく富士フイルムのフィルムも値上げになってしまって、コンデジを買う人が増えたのも仕方のないことなのだと思う

 

カラーネガフィルムなんて200円で買えてた時代からフィルムで撮ってたから、一本2000円もするフィルムなんて到底買う気にならない

 

では大衆が写真にノスタルジーを感じるポイントってなんなんだろう

 

鮮明に写ってないこと?

コントラストが低いこと?

ノイズがはいってること?

それともフィルムで撮ってるっていう行程?

 

これまた答えの出なさそうな話だけど

自分が写真にノスタルジーを感じる話をするならば“収差がある”これだと思う

 

光学設計で収差を抑制してあるのが現代のレンズ

クリアで抜けのある鮮明な画像を得られるのが最新の機材

その反対側といえばオールドレンズや収差の排除を優先的に設計してないレンズ

フィルムで撮ったってSIGMAのArtラインのレンズとかで撮ったらめちゃくちゃ鮮明に写るからそもそもフィルムはポテンシャル高いって話を聞いたことがある

フィルムで撮るからノスタルジーなのではなく

収差のあるレンズで撮ってるからノスタルジーを感じられやすいのではないかと思った

 

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これは町田にある喫茶店

最近になって初めて行ってみたら

とても本格的なコーヒーを出してくれる店で

コーヒー好きなオーナーがやってるんだろうなと思える素敵な場所

 

最初はコースターがおしゃれでF4で撮ったけど

なんか雰囲気にあわず…

絞り開放で収差丸出しにして撮ったらノスタルジー

XF23mm F2 R WRはこれが弱点でもあり特徴でもある

絞りを考えて撮ることの楽しさを理解できる良いレンズだと思う

 

ノスタルジーを手軽に楽しむならばむしろデジタル

そしてフィルムシミュレーションがある富士フイルム

そして最初の一本はXF23mm F2 R WR

この方程式を自分は推したい

X Concierge

この記事で355件目

連続投稿は11件目からだから

あの20件で365日毎日記事更新になる

 

改めて意思を表明すると

365日連続記事更新が達成されたら

毎日の更新を止めて内容を深くして

1件あたりのボリュームを増やそうと思ってる

 

あと20日

良ければ目を通してもらえると嬉しい

 

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さて今日の話題「X Concierge」

 

X Conciergeとは

fujifilm-x.com

 

機材購入時、専門的知識をもとに相談に乗るよー的な人だと思ってもらえれば

このバッジをつけてる人は少なからず商品知識を自力で勉強して試験に回答してるはずなので何となくでも答えられるはず…

正直に言うけど自分は富士フイルム贔屓な店員

それ故に富士フイルムの機材に関しては指名で相談を受けることも多い

(他社機材も比較の為にそれなりに勉強してる)

 

基本的にはその時に発売されるもしくは発売された直後の製品が試験内容

特筆されるべきスペックや特徴、長所を重点的に出題される

勉強する機会をメーカーがしっかりと準備してくれる

こんなありがたいことはない

 

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上の写真が旧X Conciergeバッジ

X-Pro1をもとにデザインされたのでとても気に入ってる

今は家で保管してる

 

したのが新X Conciergeバッジ

小さくなったのでつけやすくなっていてこれも気に入ってる

 

試験は強制ではないのであくまで自主的に勉強する機会として与えられてる

なのでバッジをつけている人は少なからず自主的に富士フイルムのカメラやレンズの知識を身につけてる

もし販売店でこのバッジをつけている人がいたら機材購入の相談に乗ってもらうといいと思う

 

ちなみに先日年1回しか受験できないGrand Conciergeという

X Conciergeの上位互換というか難易度が圧倒的に上がったものというか

もはや誰に話しても「へぇ……」というリアクションしか貰えないようなマニアックな知識を問われる試験があった

これに合格できたので近日中に金色の旧X Conciergeバッジが届くはずなので

もし届いたらいずれ公開しようと思う

旅の記録

昨日は新曲を2曲詰めて

歌いっぱなしの弾きっぱなし

 

充実してるなぁ

 

年内、あと何回ライブできるだろうか

 

やれるものなら毎週ライブしたい

 

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さて今日の話題「旅の記録」

 

ここ最近、旅と呼べるのはほぼ熊本ばかり

あとは撮影で遠出してるくらい

(熊本でも撮影しまくってるけど)

 

旅先で撮った写真を見返してると

その時のことを思い出せて

温かい気持ちになれるよね

 

いついかなる時もカメラを…

というほど気合い入ってるわけではないけど

記録として写真が残ってることは基本的には良いことの方が多い

だから最近X-Pro3がほぼ常に傍らにある

自分にとって特別な日も、そうでない日も

なるべく1枚でも多く写真を残せるように

 

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全てNOKTON 23mm F1.2

後から見返すと良い写真だなぁって思う

いいレンズだと思う

買い戻したい気持ちもあるけど、今はやっぱAFの方がいい

 

でも、良いレンズじゃなくていい

良い写りじゃなくてもいい

ブレてたって白飛びしてたって

残っていてほしい写真がある

そういうものをなるべく多く撮りたい

 

そしてそれが自分の為だけじゃなく

誰かの為でもあれば尚更それは良い写真だと思う

X-Proシリーズ

9月に発表されるNEW GFX次第では

GFX50SIIからGFX100Sへの買い替えも

ありかなぁ…なんて考えてる

 

画像数が足りないなんてことはないんだけど

やっぱコントラストAFってのは扱いが難しくなるよね

 

時間との闘いって撮影の時は特にキツイ

 

新型センサーが動物瞳AF対応しちゃうなら

迷わず新型買うんだけどね

 

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さて今日の話題「X-Proシリーズ」

 

なんやかんやでシリーズ通して全てを使ってきた訳だけど、各モデルのスペックだとかノイズ比較とかそういうのではなくカメラとしての使い心地とかそういう話

 

X-Pro3に至るまででフィルムシミュレーションは増え、センサーとプロセッサーは進化して

AFが速くなり、メニュー画面でのレスポンスも良くなり…

マシンとしての進化がしっかりと分かるプロダクトだと思う

進化を感じられる中で変わらぬ良さもある

それがデザインの統一感

ファインダーの仕組みやボタン配置が大幅に変わることなく「X-Pro」として馴染みやすいところが良いポイントでもあると思う

 

自分が最も推せるのはやはりX-Pro3

性能面で不満がないのもあるけど

トップカバーとベースプレートにチタン素材を使っていて、そのチタンは加工が難しく金型に入れるだけでは成形ができず人の手も加えて仕上げているから

「世界に2つと同じ物はない」

と言われている点が特に気に入っている

 

特別だと思えるカメラがほんとに特別なのだから、所有欲を満たせるのはもちろん

長年愛用していこうという気にさせてくれるのもこのX-Pro3ならではだと思う

 

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どのX-Proシリーズを選んでもきっといい撮影体験ができると思う

 

ぜひ一度使ってみてほしい

撮りたいものを撮るには

自分には一切関係ないお盆休みも

いよいよ今日で終わり

 

ちなみに大企業の中には今週末まで連休している某カメラメーカーもあるので

羨ましい限り

 

あんま連休取りすぎると仕事辞めたくなるんだよな…

 

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さて今日の話題「撮りたいものを撮るには」

 

果たして何が必要なのか?

 

経験も知識も必要だし

機材も必要

そして目的も必要だと思う

 

なんだっていい

バズる写真を撮りたい

可愛い女の子を撮りたい

賞を取れる写真を撮りたい

お金を稼ぎたい

 

目的がある写真は取り手の気持ちが入って

見ていて惹きつけられるものがある

そういう写真ばかり撮っていると疲れてしまいそうだけど…

 

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この写真には当初目的はなかった

けど、撮っているうちに目的ができた写真になった

よーく見たら赤、青、黄色の順番に色が並ぶじゃないか、と気付いた

 

この瞬間を待って撮る、という目的ができた

 

一見意味のない目的だっていい

自分の頭の中のイメージしたことを形にする

これは大事な経験値稼ぎだと思う

 

撮りたいものを撮るには

目的を持つことが1番シンプルな道標だと思う

XF23mmを通して学んだこと

結局台風それてくれたから

被害もなく済んだけど

暑い……

 

8月もまだ折り返し

厳しいねぇ

 

冬はたくさん出かけるぞ

と言いたいところだけど

やることだらけ……

果たしてどうなることやら

 

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さて今日の話題「XF23mmを通して学んだこと」

 

これまでの記事でここ数ヶ月で何度も2本のXF23mmの性能や描写、使い心地の違いなんかを書いてきた

今回は35mm換算で35mmの画角のお話

 

目の前の記録

日常の記憶を形にしておくには

ちょうど良い画角だと思う

 

24mmでは広すぎてパースペクティブが付きすぎてしまうと思うし

50mmでは狭すぎる

 

目の前の世界をそのまま記録するには

35mmという画角は適切だと思う

 

目的に伴った画角選びの重要性を感じた

 

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最初は柔らかな光を撮ろうと思ってカメラを向けた

目の前の光景はいろんなものが散漫としていて

どれをどう撮るか迷ってしまった

なのでF4まで絞ってその散漫とした目の前の世界をそのまま記録することにした

 

ここは飲食店が所狭しと集約された商店街

 

どこかの厨房で火事が起きればたちまち商店街全体を焼いてしまうだろう

その為のホースが巻かれてた

きっと過去に家事があったんだろうな

 

今まで被写体を見つけては

その被写体の魅力的な部分を見つけて撮るという局所的な撮り方をしてきたし、自分でもそのほうが得意だと思ってる

そういう撮り方から離れ

適切に記録するにはどうしたら良いか

これを35mmの画角、XF23mmを通して考えてきた数ヶ月だったと思う

 

今までの35mmの画角の扱い方は

雑に言えば欲にまみれていたのもあって

寄ってパースペクティブを…とか

ローアングルから煽って…とか

でもそんなことをやるならばXF16mm F1.4 R WRのほうがよっぽどお芸術になるし扱いやすい

35mmでは少し画角が中途半端だと思う

 

欲ではなく素を撮る

 

パースペクティブを大きくつけたり

アングルをどうこうしてみたりとかで何かを狙うのではなく

アイレベルで被写体の目線に合わせて

“対等”に立ちむかうことで自然な記録が出来ること

 

これがXF23mmを通して自分が学んだこと

 

自然か不自然か

雨降ってくれて涼しいけど

朝からびしょ濡れ出勤はやっぱキツイ

 

交通量が少ないのが救いだったな

 

職場付近の駐車場の急激な料金高騰で

車を使う気にならないから

真冬以外は台風でもバイク通勤してる

 

不労所得での生活に憧れを持ちながら

今日も仕事してくるよ…

 

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さて今日の話題「自然か不自然か」

 

これは写真の見方に関する話

 

カメラを構えた時、その構えた場所に対して名前がついてるんだけど

立った状態で目線の高さで構えてファインダーを覗いた状態がアイレベル

立った状態での腰の位置でカメラを構えるのがウエストレベル

その他だと

目線より高い位置をハイポジション

目線より低い位置をローポジション

というらしい

 

このカメラの構える位置と写真の内容は関係性が強くて、大袈裟に言うならば写真の意味合いすら変わってくる

 

小さい子供にカメラを持たせてみたら大人とは違う目線で撮れていて面白かった

 

というブログをいくつか読んだことがある

 

極端なローアングル、ローポジションは

お芸術としては鋭さもあって面白いけど

写真の意味合いとしては主観は地を這う虫かネズミのような目線になる

 

そしてパースペクティブのつき方も顕著になる

ハイポジション、ローポジションどちらにせよアイレベルよりもパースペクティブはつきやすくなるので人間の目から見た不自然さが目立つようになる

 

カメラを構える位置や角度と、その被写体または写真の内容は意味合いが一致しないと不自然になってしまうと思ってる

 

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この写真はあまり構図や設定を考えている暇がなく、アイレベルでフォーカスだけ合ったことを確認してシャッターを切った

あとで少しトリミングをしたのだけど、その際上部を少しカットした

この時大袈裟に上部をカットしてしまうと目線が余計に不自然になってしまう気がした

写真の内容としては路面の電線の影がまるで人から脈が浮き上がってるかのようで、そこに着目した1枚なのだけどそこに引っ張られすぎて上部をカットしすぎるのは主題にばかり寄りすぎてかえってどちらを撮りたかったのか分からなくしてしまいそうだった

 

不自然さが作り出す雰囲気も表現のひとつだと思う

しかし、日常的な記録写真であれば自然さこそが大事だと思う

普段あまり使わない画角のレンズを使ってみてふとそんなことを思った