中途半端だけどこの記事で358件目
いよいよ1年連続更新達成の日まで1週間
偉業でもなんでもなくただ単に自身の達成感のために続けてきたことがあと数日で終わろうとしてる
昔から飽きっぽくて長く続いたことなんてあまりない自分がまたひとつ変われるような気がしてる
このチャレンジが終わったらつなさんやモアイさんのように
撮影に出かけたらその写真をたくさん使って記事を書くスタイルにしたいなと思う
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さて今日の話題「F1.7」
GF80mm F1.7 R WRのお話
買ってからというもののあまり使えてなかった気がするこのレンズ
過去記事にも書いたけどGF63mm F2.8 R WRからの買い替えで手に入れたレンズ
実際に“中判デジタル”を使ってみるとボケ量を求める為に手にいれるようなものではないと分かる
ただしボケ方は格が違うと自分は思ってる
これは中判フィルムカメラであるGW690IIを手に入れて6×9のフォーマットで撮影して感じた、強烈な描写力と共に得られるなだらかで自然なボケを実感した時と似てる
でかいレンズででかい撮像面に露光させるロマンというのは色褪せない
F1.7という口径はボケ量ではなく、目の前に広がるリアルをセンサーにより鮮明に届ける為に必要なのだと感じた
この4枚で最後の1枚だけ絞りすぎたなと思った
この写真だけ解像感が少し損なわれている気がする
おそらく絞りすぎて画質のピークを過ぎてしまい小絞りボケが起きたのだと思う
開放F値が小さいレンズほどこの現象が起きるF値も小さくなることが多いように思う
GF80mmの解像感を保ちつつ、被写界深度を深くできる限界はF8あたりだと思う
F5.6あたりであれば問題なくしっかりと解像する感覚がある
そこまで絞れれば撮影距離を考慮する必要もあるけど人物撮影でもしっかりと立体物として被写界深度内に入れることができると思う
こういった考慮すべき性能面があるからこそ、用途にあったレンズ選びをするというのが大事だと思う
F1.7という開放F値がもたらすのはボケ量ではなくセンサーへの情報伝達量の多さ
この“うま味”を知ってしまうとXF50mm F1も気になってしまうね
大口径はボケ量ではなく情報量
これが中判デジタル用大口径レンズを使って思ったこと