koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

慣れ

少しずつ夏が終わってゆく

この季節は割と好き

蚊が多くて嫌なこともあるけど…

 

まだまだ暑い日が続くし

周りではコロナに感染する人も爆発的に増えていて

改めて自身の行動に慎重にならねば

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さて今日の話題「慣れ」

 

35mmの画角に慣れた今思うことという話

 

これまでスナップ撮影ではXF35mm、いわば50mmの画角で撮ることが多かった

イカに50mmのレンズでスナップ写真を撮っていたアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真はあまり知らなくて、フォトマスター検定の試験では必ず名前が出てくるから名前だけは知ってるって感じだったけど、改めて師の写真を見ると魅入ってしまう部分や理解できると思うところがある。

50mmという画角は自分の中ではある種支配的な画角だと思っていて

写したくないものを遮りやすい、自分の見たいものだけ写せるから扱いやすいと思ってる

接写性能も段々と良くなってきていて寄れる50mm単焦点も増えてきた

 

そんな中、慣れていて扱いやすいと思っているレンズではなく不慣れな35mmの画角だけで街撮りを中心にスナップを撮り続けて思ったのは

自分とそれ以外の距離は意外と近かったということだった

フィジカル的な意味でもメンタル的な意味でも、自分は入り込みやすくていい意味で許されやすいのかもしれない

これは自惚れではなくて人としての在り方のような話

(少し壮大な自己分析になってきた)

 

XF23mmを手にいれるに至った経緯をさらっとおさらいしておくと

日常やバンド活動の記録写真をより多く残すために扱いやすい画角とAFスピードを兼ね揃えたレンズが欲しいと思ったから

その時には50mmや40mmの画角では狭いというのが分かっていて、そう思ったきっかけはライブ後の打ち上げに入った中華料理店でバンドメンバーの写真を撮った時に使ったのがXF14mm F2.8 Rでそれが思いの外ちょうどよかったからだった

このちょうどいいというのはトリミングありきでの話なのだけど

人の視覚に対して圧倒的にワイドであるはずのXF14mmは35mm換算で21mm

これがちょうどいいという発見に驚いたのと、これでもちょうどいいということから自分と被写体との距離は近いのだと感じた

日常的に写真を撮る上でX-Pro3が自分にとってベストチョイスなのでこのX-Pro3に合う広角レンズを買おうということになった

そのままXF14mmを使ってもよかったけどこれは自分のものではないので却下

XF16mm F2.8 R WRも考えたけどXF16mm F1.4 R WRを持っていたからなし

XF18mm F2 Rを買い戻すのもうーん…、XF18mm F1.4 R LM WRはサイズ的になし

となるとXF23mm F2 R WRに白羽の矢が立ち、これが購入の経緯

(全然さらっとしてなかった)

ちなみにこのレンズ、購入は2回目

 

購入から約3ヶ月

今ではすっかりこのレンズしか使わなくなっていた

小さく俊敏、絞りのコントロールで描写も選べる

 

この距離感に気づいてから35mmの画角での距離感を掴もうといろんなものを撮った

結果、XF18mmを使っていた時のような28mmの画角のような撮りたいと思った目の前の世界を丸ごと撮れるような扱いやすさを感じられるようになったと思う

 

画角と被写体の距離感、これをうまく掴むことで撮れる写真が変わる

慣れが生み出す程よい距離感の写真

思わず見切れてしまっていた日々の記録をこぼすことなく撮影できる

35mmの画角である必要はないのかもしれないけど、今自分の持つ機材を考えるとXF23mm F2 R WRがベストだった

この発見が今、記録写真を残す上でとてもいい結果になっていると思う

 

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以前であればこういう写真はXF18mm F2 Rで撮ってた

この写真は中央の標識にフォーカスを合わせて人が通過するのを待ってた

街や人の動き、光、パースペクティブ

それらが納まるこの画角が今では心地よい

 

この画角のおかげで新しい発見があった

慣れるまで撮って撮って撮りまくる

そうすることで見えてくるのは自分自身の写真や被写体との向き合い方だった