寒さが和らいだかと思えば
身を刺すような厳しい寒さの日もある
寒さに負けて家に居たいなぁ
年々、歳を取ると余計にそう思うようになった
カメラがあればそんな寒さも忘れて
チャンスがあればシャッターを切れるけど
次の休みはみなとみらいにスナップ撮影
疲れたらラーメンでも食べて暖まろうかな
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さて今日の話題「色」
富士フイルムのカメラを語るには
この色という要素は1番大きいと思う
色がいいから
と他社カメラユーザーのサブ機という立場からじわじわと増えてきた一面もある富士フイルム
今ではフルサイズ重いから富士フイルム
現像、レタッチ面倒だから富士フイルム
いろんな理由をつけて富士フイルムのカメラを買う人を見てきている
そのどれもが正しい選択だと自分に置き換えてもそう思う
特に最後の現像、レタッチの面ではある日の写真で意識が変わったことがあった
GFX50SⅡ GF35-70mm
東洋のモン・サン・ミシェルこと江ノ島
元々この土地に住む10年ほど住んでたので見慣れてるというか見飽きてるというか…
正直に言うと自分はあまりこの土地が好きではないけど、写真を撮るにはうってつけだと思う
もう少し天候の良い日に撮れれば良かったのだけど、やはり超広角で撮影した方が楽しいのでGF20-35mmを購入したらリベンジしようと思う
この写真実はSONY α7RⅣで一度撮影してる
SONY α7RⅣ FE20mm F1.8 G
うん、やっぱ超広角の方がカッコいいな
これを撮った時、良いのが撮れたぞ!と思って心がはずんだ
帰宅してモニターで確認して、現像とレタッチをして心が沈んだ
これを撮って現像・レタッチした後はこれが最高の出来!と思ったのになぁ…
6,000万画素のカメラでもこんなものなのか…
カリカリしすぎて余裕のないシャープネス
現実離れしたレベルの低い色再現度
プリントする為に高画素機を買ったのに、プリントして感じたのは色調の余裕のなさと再現度の低さ、そして微妙なトーンも表現できない描写の硬さ
自分は35mmセンサーをフルサイズとは呼ばない
これがフルだなんて夢がないし悲しい…
この写真を撮った後、実はほとんど写真を撮ってない
星景撮影で使ったのと、自分のバンドのアー写撮影(もう解散した)くらい
どちらかというとX70でスナップを撮ることが多かった
描写は好みが別れるし、色の再現度をそこまで必要としない人がいるのも認める
でもα7RⅣでは満足できなかったのも事実だし、GFX50SⅡで満足してるのも事実
つくづく思うけど
富士フイルムの色好きだなぁ
特にGFX50SⅡにしてから現像・レタッチの時間が本当に少なくなった
楽して仕上がりが良いのだから不満もない
自分が色へのこだわり、プリントへのこだわりを持ち出したきっかけがSONYへの不満だったのは今思えば必然と言えば必然
SONYのカメラはその後の機種からホワイトバランスをちょくちょく調整して発売してる
α7Ⅳとα7RⅤでもやはり違う
α7Ⅲなんかもう色おかしくて嫌になるほど
もちろん完璧なカメラなんてものはない
GFX50SⅡもホワイトバランスがオカシイ時もあるし色調のレタッチを結構する時もある
要は歩留がいいのだ
撮影してすぐ満足できるのだからこれほど頼もしいものはない
色にこだわりたい人はぜひGFXを一度使ってみて欲しい