段々とみんなのMNGをTLで見かけるようになった
いろんな機材を手に入れてそれで新しい写真を撮ってゆく
Twitterは本当に便利だしいい場所だなぁと思う
この記事を更新した後は所有している機材をひとつずつ紹介してその機材で撮影した写真を載せていこうと思う
Twitterには載せていない、別のアカウントで載せていた写真なんかも記事で紹介するつもりなのでよければ読んで欲しい
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さて今日の話題「トーン」
これはGFXを使い始めてからより大事にするようになったハイライトとシャドウのバランスに関するお話
GFXを手に入れるまでは意識してなかった、というか表現されてなかった
APS-Cや35mmセンサーでは表現されず意識の外に失われていた色
GFXはそれをしっかりと表現してくれる
GFXで撮影するようになってからまるで視力が色を取り戻したかのような
新しい世界を見せてくれた
自分にはいつか必ず訪れて撮影したい景色があった
この場所に憧れて20年
訪れようと思えばもっと早く訪れることができたと思う
一時期広島に住んでいて、九州旅行の時に一瞬熊本を訪れたことがある
でもなぜかここには自分の力で、自分の意思だけで訪れたいと思っていた
この憧れ場所、長部田海庄路を撮るならばまず撮影技術を磨きたい
そして自分が思う最高の機材を手に入れてから撮影したいと考えていた
GFX50SIIを手に入れて「これなら…!」と確信した
GFX50SⅡ GF35-70mm
満潮の時間を把握して日没3時間前から待機
この場所で雲ひとつないマジックアワーを収めたいと思っていた
天候は万全、最高の1枚が撮れる確信があった
ISO感度を100で固定したい為、軽量なものではあるが三脚を使用した
水面も長秒露光で幻想的にしたかったので大きく絞った
光源がLEDなのもあり、持ってきていた可変NDではゴーストが大きく出てしまう可能性が高いと思ったので絞りで光量を落とした
LEDを滲ませるために星景撮影用のプロソフトンクリアとスターリーナイトを使用した
スターリーナイトは星景撮影に使うのがメジャーな使い方だけど
街頭の光の色被りを抑える効果もあるので夜景撮影にも使える
プロソフトンクリアは強い光源を滲ませてそれ以外は解像度をほとんど落とさずに撮影できる
この場所で自分が納得できるマジックアワーを撮影する為の技術、知識、機材が揃っていた
最高のタイミングで撮影できたと思う
マジックアワーほどトーンがしっかりと出てほしい被写体はないだろう
GFXを手に入れてから色再現度の高さ、それを支える色の豊富さ
それによってしっかりと表現されるトーン
これは他のセンサーサイズのカメラでは到底堪能できない描写
GFXはきっと全ての人の新しい世界の扉を開いてくれる