被写体×人の思考×カメラ=写真
MAKING THE ROADはHi-Standardのアルバムの名前から
高校生の頃、軽音部に入りたての自分はJ-POPしか聞いた事なくてパンクロックはセンセーショナルな音楽だった
そのパンクの入り口にいたのはHi-Standard
初めて聴いたのはかの有名なSTAY GOLD
ああ、懐かしい…………
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今日の話題「被写体×人の思考×カメラ=写真」
今日は写真に対しての考え方や感じ方のお話
この間、六本木にある富士フイルムスクエアで買えるフジフイルムフォトコレクションという作品集を購入した
その中には著名な写真家の人たちの紹介と代表作の写真が載っていて、後半になるにしたがって強い思想や頭の中を形にしたような写真が多くなっていく
それを見ていて面白いなと思う自分がいた
写真は人の思考や思想なんかが形になっていることもある
メッセージ性の強いものやより多くの人と共有したいテーマがある人の写真にはやはり惹かれるものがある
X-Pro3 XF35mm F2 R WR
この破られたフェンスを見た時
MAKING THE ROADというワードが出てきた
それは自分を構成している一部、記憶から出た言葉
写真はそういう人の一部を表に出して形にすることも出来るものだと思う
それもまた写真の楽しさだと思う
そこに共感したり理解できたりするから自分がはたまた他人が写真を撮る意味があると思う
Twitterやインスタでバズらなくたっていい写真はいい写真だし
ひっそりとグループ展示の中にいい写真が紛れていたりする
各々の価値観の中でそれらが輝くのだから
いいねの数だけで写真の価値は決まらない
自分にとっていい写真とは
それを撮りたいと思った気持ちがまっすぐにぶつけられている写真だと思う
技術や機材力じゃなく、いかにその被写体に想いを馳せているか
それが表れている写真がいい写真だと思う
またひとつ自分の中で写真に対する答えが出た
でも答えはひとつじゃないし、これからもいろんな答えが出てくると思う
その時は自分の写真に対する価値観をアップデートする機会だと思う
みんなは写真に対してどんな風に考えているのかな
それを対話できる機会もあったらいいなと思う