koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

X-Trans Ⅴ

昨日は彼女も休みだったので

気になっていたカフェへ

 

辺鄙な場所にある隠れ家感あって

とても良いところだった

 

テラス席のみらしいので夏はキツイけど

秋にまた行こうかと思う

 

とても気に入った

(詳細は別記事にて)

 

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さて今日の話題「X-Trans Ⅴ」

 

ご存知X-H2Sのお話

 

前置きでも書いたようにカフェへ出掛けて

その時のお供はX-H2S

基本的にこういう時はX-Pro3を持ち出すけど

この日は設定のテスト撮影も兼ねてX-H2S

 

カバンにはXF35mm F1.4 RをつけたX-H2S

XF16mm F1.4 R WRとXF90mm F2 R LM WR

XF16-80mmが届くのを待っていたんだけど

営業時間の関係で待てずに出発

 

XF35mm F1.4 Rを使う時は基本F2.8にしてる

咄嗟の判断でも解像度優先のF4やF5.6にできて

ボケ量がもっと欲しい時に回す絞りリングの回転角も少なくて済む

 

X-H2Sの場合、AFが早くて正確なので

絞って保険をかけておくという判断があまり必要ないと感じた

撮影距離にもよるけど、絞り開放で油断しててもあっさりピントを合わせて撮れてしまいそう

 

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以前、お借りしてX-H2Sを使ってた時は

割と限定的な使い方、というか

自分的日常感のある使い方ではなかったので

あまり気が付かなかったけど

いざ購入して日常感の中で使ってみると

X-Trans Ⅴはハイライトの粘りがとても良くて

大袈裟に言うとGFX50SIIで撮った写真みたいに

余裕がある、と言った感じ

 

富士フイルムのカメラは昔からシャドーは

締まりつつもしっかり残る良い塩梅を

心得ていたと思う

なので割と暗めに撮る人が

特にクラシッククロームがリリースされた

X-T1 グラファイトシルバー発売の頃に

増えてきたイメージ

 

でもポートレート等で使う人も

XF56mm F1.2 Rのおかげで少なからずいたので

ハイライトが割とすぐに抜けるような

スッカスカな感じになりがちだったように思う

(もしくは潔く白飛びしてる)

 

X-Pro3を使っていた時は

多少融通が効いてたので

少し無理してハイライトのコントラストを

いじってた

例えば晴天で道路を含んだ風景を撮って

露出を空以外に合わせるとほとんどの確率で

空はオーバー気味になってほぼ白飛びする

その空のコントラストをつける為に

ハイライトを落としたり

Lightroomの機能になってしまうけど

かすみ除去を使ってみると

X-Trans Ⅳでは確かに空のコントラストは戻るけど

変に固くなりがちでどことなく使いにくかった

 

X-H2Sを使ってみてX-Trans Ⅴの描写の

扱いやすさ、柔軟性を感じたし

より一層35mmセンサーの必要性を感じなくなった

そこにはGFXがあるからという理由もあるけど

この機動力でこの描写、解像感、ボケの美しさ

主観盛り盛りの価値観で称するならば

最高の機材だと思ってる

 

持ち出したくなる機材=良い機材

 

これは未来永劫の定義だと思う

 

X-Trans Vの描写の良さで一層そう思った

(X-Pro4に期待)