koyuki. FUJIFILM Log

富士フイルムのカメラとレンズの感想文みたいなブログ

X-Pro3の立ち位置

今月は音楽月間

ライブやレコーディングがあるので

あまり写真や動画に時間を割く事ができない

 

時間がもっとたくさんあればなぁ…

と、常に思う

 

時間の使い方、大事だよな

 

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さて今日の話題「X-Pro3の立ち位置」

 

今やディスコンとなってしまったX-Pro3 

自分が購入したのは中古

中野にある某大手カメラ屋

タイミング的には米国で液晶訴訟問題が起きた頃

どちらかというと在庫は潤沢

新品も値下がらず、中古との差が開いてた

今でこそそこそこの中古でもギリギリ19万円

あとひと押しで20万円台になりそうという相場

自分が買った当時は新品同様品Aで

¥173,000だった

破格…‼︎と勢いで購入

おそらくあまりに売れなかったので箱の痛みや古いロットの新品を処分する為に外箱をなくして付属品を自前の箱に詰め直した“新品”

同じ内容の同じ金額のものが3度も、しかも1台ずつ出てくるあたりアヤシイ…と踏んで見切りその3台目を購入

運が良かったと思うことにしてる

 

購入から9ヶ月

新たにX-H2Sが加わったことでバランスが崩れるかと思った

正直、最新センサーで最新プロセッサーであるX-H2Sの方が撮影は快適だし大型のレンズも難なく扱いやすいので必要十分

それでもX-Pro3が自分の手元にあり続けるのは撮影に快適さばかりを求めているわけではないようだ

 

X-Pro3とX-H2Sはある意味対極にあるカメラだと思う

 

どちらも良いカメラだし

どちらも異なる良さを持っていて成立している

 

X-H2Sは言わば信頼のおける道具

出来ないことがないと言っても過言ではない

最高の道具

 

X-Pro3は写真機

撮ることをシンプルにして自分との対話を楽しむ最高の写真機

 

自分の為だけに撮るならばなるべくX-Pro3を選びたい

X-H2Sは出来が良すぎるのでどうしても欲が出てしまう

それもある意味自分との対話なのかもしれないけど…

 

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X-Pro3   XF35mm F2 R WR

 

友人のOdecograqhとのMV撮影2日目

twitter.com

 

ロケ地手前の有料道路の駐車場で仮眠して

AM 5:00 起床

アドレナリンだけで動く身体を浜辺へと運ぶ

 

X-Pro3に任せているのは記録写真

それには状況の記録もあるけど、心の記録も含まれてる

何より感情が先に動いてカメラを構えてレンズの先にある光景を撮影したい

そんな時の記録は写真機・X-Pro3 

綺麗!とかすごい!とかそういうシンプルなものを大事にしたくてシャッターを切る

技術や機材のスペック云々ではなく

時と共に薄れてしまう記憶を補完する為の記録をX-Pro3で残していきたい

 

そんな風に思えるカメラ

それが自分にとってのX-Pro3