ちょいと近況小話
11月中は撮影や音楽活動で多忙を極めたのであっという間だった気がする
そして今日も事後の編集に追われているのでちょっと早起きしてコーヒー片手にブログ更新…
時間の流れが年々早く感じるようになって幾星霜、時間の貴重さ重要さは年々増していく
そんな中、当ブログを読んでくれている方々ありがとうございます
貴重な時間を割いて意識を向けてくれていること、とても嬉しい
少しでも誰かのカメラライフが潤うことを願って今日も書こうと思う(大袈裟か)
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さて、主題の「クラシックネガと冬の光」
これは先日の記事「XF27mmとクラシックネガ」の続きのようなお話
https://koyuki-fujifilm.hatenablog.com/entry/20221123/1669215332
先日の記事の写真はまだ夏の気配も少し残る秋
どこかまだ空気の湿り気のようなものを感じられる季節の写真
今回は真冬の2月の写真
とにかく寒さとの戦いだったMV撮影の日、世田谷
X-T4 XF35mm F1.4 R
「止まれ」に影が、「←」に光が差しまるでさぁ進めというかのような1枚
たまたま休憩していたデッキで見つけた瞬間だった(休憩中なのに進めって…)
クラシックネガとのレンズの相性の話になるが
XF35mm F1.4 Rではクラシックネガは少し優等生グループになるなぁと思っている
それはいい意味で綺麗すぎるというか、XF27mmとは割と反対側の描写で線の描写の細やかさや解像度の高さがそう思わせているのだと思う
良い悪いの話ではなくて、好きかどうかの話
冬の光のさらさらとした感じやコントラストの高いクラシックネガの描写を上手く細分化して柔軟に写してくれる
XF35mm F1.4 Rとはそういうレンズだと思う
話が少し逸れるが
つい昨日、職場で「なぜかポジは夏に使いがち」という話をした
そもそもリバーサルフィルムの現像料金が高騰しているのであまり使ったことがないが
それでも過去使ったPROVIAやKodak E100は全て夏の写真だった
きっと無意識に適した季節があると感じていて、そこに吸い込まれるように当てはめているのだろうと思った
デジタルになってもフィルムシミュレーション毎のレンズや季節との相性や描写の差があって、それを自分のペースで追究していく…そんな楽しみ方もあると思う
季節の移ろいに寄り添いながら過ごしていく楽しみもカメラと一緒ならより一層増す
フィルムシミュレーションやレンズを選びながら撮っていく
自分の内面と向き合うかのように、情緒的に、時に感覚的にシャッターを切る楽しみがある
富士フイルムのカメラにハマる人にはきっと分かる感覚だと思う
どんなに多忙でもそれを忘れずに1枚1枚撮っていけたらと思った